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2017年 4月 28〜29日(金・土) 晴れ 水温5度 気温5〜20度

恒例の連休直前 木曽川上流白い岩魚の旅決行!

前日までに毛鉤を補充し天気予報を確認し やる気満々で朝6時に家を出発
高速から19号線を休憩なしでひとっ走りして行くと 向こうに見える山並みが白い雪帽子を被って出迎えてくれた
昨年シーズンは既に山の雪は解け 夏場は渇水で苦労していたので今シーズンはいけるぞ
今日も眼下に見える本流は上々の水量 いやちょっと多いかな?そう思いながら目的の流れに辿り付く

この春は暖かだったらしく既にこっちも桜は終盤 丁字桜の咲く流れで釣るのを楽しみの一つにしていたのだがそれは叶わないようだったが
ジンクリアな水が滔々とした流れを作り 今年も来たよ〜って喜びが溢れてしまう



☆ good morning ☆

連休直前の流れには誰も居ない 期待に胸を膨らませ9時に入渓
川岸に下りてフライを結んだら 先ずは手を流れに浸し今日も川遊びを始めるよと言う僕なりのルーティーン
はっとする程の水の冷たさに驚き よくよく廻りを見ると流れはかなりの勢いである
雪代?だとすると 今日は厳しいかも知れないな!

取りあえずはいつものソラックスダン#17を通い慣れて分かっているつもりのポイントに向けてプレゼンして行くが 反応も無ければ走る影も見ない
1時間が過ぎ 厳しい状況の中で光明をいや魚影を見つけた
中下層に居て結構うろうろしているので何とか結ばれたいと慎重にキャストし ターゲットの真上のレーンも何度か通ったのだが反応が無い
アピール力を上げる為#15にサイズアップしたソラックスに結び替えて影を再度探すが・・・
居なくなってしまったのだろうか?半信半疑でフライを投げてみたらサイズを上げたにも関わらずフライを見失うと言う駄目フライマンだったが
岩魚ちゃんは優しかった
フライを探していたら小さな飛沫が上がって もしや?と合わせて見たら
ラインがピーンと張って 初ヒット! 大切にやりとりしながら膝上まで流れに入って行きサッとランディんネットを差し込むと
”YES!” 今季初岩魚ちゃんとの出逢いが叶った



透明な流れに明るい日差し フライは見えなかったが気が合って カップル誕生〜♪

そうか〜フライが小さかったから今まで駄目だったのかな〜それとも朝がまだ早かったのかな〜
て言う事は これからこれから〜
なんてポジティブで進んで行くと ぽつり ぽつりと2匹の岩魚ちゃんが遊んでくれて
更にもう一匹 良いサイズらしき1匹も水面を割って”よっしゃ!”と思ったが フライは宙を舞ってしまった・・・



大好きな透明な流れ

11時過ぎに一旦上がってダム下に移動、明日は連れが一人やって来るので近場は残しておいて上の方を調査して来ようと
一人カップラーメンランチをしながら作戦を立て 食後は先ず歩き

小一時間歩いて入渓した流れはそれほど水量は多いとは思わなかったがやっぱり渋い
13時前にようやく1匹の岩魚ちゃんを手に手にして 14時半の滝下プールまで行っては見たものの
その1匹が最初で最後だった・・・



厳しい〜

こうなると次々調査に行くしかないと別の支流に移動
堰堤下ピンスポットが一昨年絶好調だった流れをす500m程やってみた
釣果は1匹だったが 今日の状況からすると結果はオーライだったのかな?
堰堤下100m弱の早瀬の中に佇む大石によって出来た巻き返しにフライを投入に待つ事10秒
石の下から黒い影がサッと出てあっさりフライを食って戻ろうとする所で ”クッ”とロッドを立てると”ググ!っと重みが右手に伝わった
激しい流れに乗って下流に下ろうとするターゲットを小竹竹竿で堪えて少々強引にランディング
本日の大物賞(25cmくらいですけど)〜釣れてくれた〜嬉しい



岩魚ちゃん ”大” 釣れた〜

よ〜し これなら堰堤下でもう一本〜ん と思ったけれども そこは沈黙
ま 今日はこんな感じかな

時間は17時 でもまだ明るいのでもう一本里川チェックに向かいます
狭い里川で 釣れないときはココでチビッ子アマゴに癒してもらう 僕の中ではお助けの流れと言う位置付けの支流
軽い気持ちでフライを投じて行みると すぐに答えが返って来た
やっぱアマゴちゃんかな〜と思ったら 大きくは無かったけど可愛らしい岩魚ちゃんを手にする事が出来た



オレンジ斑点の可愛い岩魚ちゃん

そして次は可愛いアマゴちゃん〜その次は可愛い岩魚ちゃん
30分で3匹との出逢いを果たす事が出来たので、明日もここなら大丈夫だろうと確信し竿を仕舞った

夜は桃助橋の袂の公園で一人宴会〜の車中泊
翌朝 7時にそこで トラウトウインドウと合流、『久しぶり〜元気してた〜』とか言いながらそそくさと準備を整え イザ岩魚ちゃんの待つ流れへ

トラちゃんは何だかんだで忙しくて 今日が初釣行だと言う事でワクワクが止まらないと言ってくれるのだが
昨日の状況を説明しつつ 先ずは解禁を目指しましょう〜って事で先ずはダム上昨日やった一つ下のポイントを目指しmocoを走らせます
誰か居るかな〜と心配しつつ8時半に目的地周辺に来てみたけど、ラッキー誰も居ない
変身して流れに下りたら足跡も見当たらないし昨日よりは水量が落ちついた感も有るので何とかなるかな〜

9時!何とかなった!
彼のロッドが曲がってチビッ子岩魚ちゃんでトラちゃん無事解禁!
昨日より1時間早く釣れた、今日は良いかも知れない!そう思って水温を計ると6℃ 1℃温かくなっている



トラウトウインドウ in 木曽の流れ

それに続けて大きなプールの巻き返しを僕が攻める
手前から徐々に奥の方へ区間を区切って何投かづつプレゼンして行くと 向こう側の岩の辺りにソラックスダンが差し掛かった時
影がサッと浮上し ”パク!”
嬉し〜僕も釣れた!



大場所で釣れた♪

確実に昨日より調子は上向きだ
何故なら僕がもう一匹を追加したポイントは 昨日既にチャレンジしたポイントだったからです
ですから移動では無くこのまま釣り上がる事を選択して進む事にしました

左右に巨石を対置する大場所 トラちゃんが開きから徐々に攻めて行ったが流芯と左岸側を探った所でライントラブル
「やって」と譲ってもらって「良いの?」と返事しながらガイドからフライを外し 右岸側の右を手前にまずはフライを浮かべてみる
そして視線を大石の辺りに移すと 石下になにやら影が見えたので そこに向かってキャスト!
大石にぶつかったフライがポトリと落ちて数秒フワフワしたら岩魚ちゃんが気付いたようで ゆっくりとフライに向かい ゆっくりと口を開いた
フライが消えて一呼吸置いてロッドを立てると なはは〜釣っちゃったよ!

そしてその大石を超え上流に降り立って彼に「どうぞ」と勧めたら反対側の流れ込みの巻きを攻めずに前進していったので
もしかしたら居るんじゃ無い?ってやや下流の巻きにフライを浮かべてみたら 居ましたよ〜



左岸側も右岸側も 同じ様な岩魚ちゃんが居ました!

「僕ばっかり釣ってゴメンね〜」なんて言っても彼は笑顔で返してくれる そしてオーバーなアクションは無いまま
直ぐ上でロッドを曲げて 二人で笑う
やっぱりこの流れ最高ですわ〜



白い八寸岩魚 実はこの娘が今日一でした!

車止めの駐車場辺りまで来たら 足跡がチラホラ見えて反応が鈍くなって来たので
午前の部は終了で 一旦上ってmocoに戻ります

陽の当たる暖かい舗装の上には おヒキ蛙たちが集っていました
これから恋の季節なのでしょう



2色のおヒキ 轢かれるなよ

昨日と同じダム下の駐車スペースに移動し 今日は二人でカップラーメンランチ
1台のエサ釣りさんらしき車は有りますが 気にしません、どうせ移動したって其処も誰かの後でしょうから

食後歩いて二又の上に入ってみたのですが、入渓点には奇跡的に足跡が無かったのでシメシメと思ったのですが
如何せん反応が有りません、2時間やったけど1度も反応が有りません・・・

で 最後のお助けの流れに癒してもらいに行ったのですが
こっちは反応が有るのですが 乗りません
どうにかアマゴちゃん1匹をゲットしたのですが 3時前に雷が鳴ったので竿を仕舞って GW木曽川岩魚釣行の幕を閉じました



木曽のアマゴちゃん

そうそう 4年位は履いているPazのウエーダーが限界を迎えた様で昨日から足がヒャッコイ
今日は時間に余裕が有ったので 帰りにラストホープさんに寄って simmsのウエーダーを注文しちゃいました〜



昨日の釣果 僕 岩魚ちゃん7匹、アマゴちゃん1匹
本日の釣果 トラちゃん 岩魚ちゃん3匹 : 僕 岩魚ちゃん 6匹、アマゴちゃん1匹



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