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2017年 8月 12・13日(盆休み) 晴れ 水温20度 気温28度

お盆です 午前中に帰省してきて 仏壇やお墓詣りを済ませます
(お盆に限らず 毎回やっていますが)
あとは夕方 買い物に町に出るだけですから 当然の如く変身し川に向かいます

前回好調だった上の区間 実は良型2匹をバラシていたので 今日はリベンジ出来れば良いなと思い向かって行きますが
その為のフライを巻いたとかは一切なく 神頼みです

台風の影響で大水が出たと言う事もなく ほぼ前回と同じような水量ですが、気温が若干下がり風が爽やかです
水温は?と思って計ってみますと これは前回と同じ20度でした

流れに立って先ずはヘアカディスの15番で攻めて行きますが 反応は余り無く チビッ子が時折ピシャッといたずらしに来るのが関の山
フライをソラックスに変えたり パラシュートに変えたり サイズを落としたり上げたりしてみますが どれもこれも似たような反応です



午後の清流にてチビッ子と戯れる

買い物に行く時間までの3時間程ロッドを振っていましたが
薄い反応の中 前回はココでバラシタ!前回はここで食わせ損なった!そう思いながら 結果 チビッ子3匹を辛うじて遊んでくれただけでした



トンボが赤くなり秋が近づいています

翌朝 作戦はこうでした
”良さげな流れは諦め 普段はチョロチョロのショボイ所に活路を見出そう”
でモコを走らせ 奥に向かう途中 昨日は反応すら無かった堰堤下を覗いてみたら 20cmクラスの影が見えます
昨日は午後の熱い時間帯だったのがいけなかったのだろうか? ひょっとしたらモーニングなら行けるのだろうか?
そう思い 50m程下流から入渓し朝のチャレンジ開始です

フライはアント#15でやってみます
反応は有り、期待は出来るのですがますが乗らないのでヘアカディス#17に変更しましたが今度は反応がイマイチに
でサイズを上げてヘアカディス#15に結び替え再びチャレンジ開始
堰堤まであと20m ここは小場所ばかりですがチビッ子反応は復活
そして堰堤まで10m 巨石の脇に出来た少し深みの有るポイントの真ん中ににフライを投じてみました
”ポン〜スイ〜ガバ!” プレゼンから3秒で突然出ました! 
ロッドを立てたと同時に強い引きで抗い すぐさま良型と分かる重さでロッドはギシギシ軋む感じがします
この間からこの位のサイズの奴にやられっ放しなのと狭いポイントで変に下られたりしたら厄介だと思い 速攻で流れに飛び込み強引にキャッチ
楽しんでいる余裕なんて有りませんでしたが 遂にやりました!
ネットに収まった超カッコイイアメゴはスタイル抜群の25cm(久しぶりに計測してみました)シビレル〜
ヤラカシ続きだったので 本当にこの1匹は嬉しくて 何枚も写真を撮ったのですが 朝の日差しが木漏れ日となてキラキラ良い感じ
だと思ったのですが 帰ってPCで見て見たら残念 上手く写ってませんでした



ようやく出逢いを物に出来ました!

次は見えてた堰堤の可愛娘ちゃんに遊んでもらおうと フライをドレッシングし先ずは中央左手にキャスト
すると1投目で 可愛いアメゴちゃんがヒット! フライはやっぱヘアカディスだな〜とようやく安定した気になって寄せて来たターゲットは
時々淵で現れる ブルーバックのアメゴちゃん いや〜可愛いね〜

増水により 此処に避難してきたのか遡上の終点だからだろうか 明らかに朝見えた奴とは違う1匹が釣れたので
他にもまだ居る筈だと 右岸側にヘアカディスを浮かべたら 良い感じの出方でフライを吸い込んだ
ヒットした瞬間デカイかもと思い、バラシテは駄目だと追い合わを入れつつプールの真ん中まで走ります
が 思ったほど大きな魚ではなく無事にランディングする事は出来たのですが、場を荒らしてしまいその後の中央〜左岸側では反応しませんでした



ブルーバックの可愛娘ちゃん と お騒がせしたお兄さんアメゴ

堰堤を超えて 2つ目の良さげなポイントにヘアカディスをプレゼンしゆるゆると浮かぶフライ
暫くすると底の方から岩魚の様にゆっくりと浮上する良型
絵にかいたようなヒットシーン
までは良かったのだが あか〜ん! ×合わせ切れ×情けない×

フライを交換し ティペットもチェックして更に進んで行くと
又もや良型をヒット 弓なりに撓るJ-stream
今度は大丈夫と確信し 流れに膝まで浸かってランディング体制 水中で反転する魚体は銀ピカ
美形との出逢いに綻んだ笑顔でランディングネットを手にした瞬間 
反転する魚影 抜けるテンション ”あ〜逃げられた”

それでも今日は大丈夫
ジンクリアな流れが岩盤に沿い 木漏れ日が光と影をそこに落とす
流れ込みにそっと送り込んだヘアカディスがゆっくり流下し日の射すエリアに差し掛かった直後
小さな波紋と共にフライが消えた
静寂はここまで 此処からは動の時間
ロッドを立てると驚いた様な魚信が右手に伝わります、すかさずラインを手繰って追い合わせを入れるとターゲットの抵抗がロッドをひと際曲げてくれます
2連発のヤラカシの後でしたが 今回は落ち着いて渓魚とのやり取りを楽しみ
最後は跪いてのお迎えにて無事ネットイン
キラキラと光る美しいアメゴちゃんに感謝感謝!



いい娘 居ました〜♪

そこから20分ほどでショボ沢の最終堰堤まで行きましたが、それ以上のドラマは起こりませんでした
お盆休みも 十二分に楽しませてくれた田舎の流れに感謝し 竿をしまします



お盆の釣果 あめごちゃん 8匹



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