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2017年 8月20日(日) 晴れ 水温19度 気温30度

ワーキングハードなグロちゃんから電話が入って釣りに行く事になった 彼の今季は北海道釣行を除くと初めての渓流との事である

お盆明けで 何処へ行っても厳しいだろうと、遠征はパスして宮川の奥の谷を目指し結構早くにグロちゃんのハスラーにて出発し
結構早い八時過ぎ 目的地手前の林道 ガケ崩れ 立ち往生
でも誰も居ない一番乗りだし この落石がお盆前からで有れば釣り荒れて無いかも〜 と妙にテンションUP↑
歩いて行きましょうと 変身していたら林道を上がって来る車 Xトレイル 男子2人女子1人が現れた
「落石でこれ以上進めませんよ」 「!」 「沢ですか?」 「はい」 「僕らは釣りです、戻りますか?ここから行きますか?」 「行きたいので車もう少し寄せてもらって良いですか?」 「はい良いですよ、グロちゃん少し避けちゃって」
で車を停めて グロちゃんが『石黒さんですか?』 「違いますがナゼ?」 『ナンバーが14-96だから もしかしてと思って、ちなみに僕は石黒でナンバー14-96です!』
名前と車種は一致しなかったが 奇しくも14-96の車が辺境の林道に並んだ

お蔭で会話もそこそこ弾み 入渓場所も入念に打合せし先ずは僕たちがスタート ”奇遇とはこれだよね〜” とか言いながら足取り軽く進んで行く



落石〜 帰り道だったら脱出不可能!

良い天気で意気揚々と歩いて行くと 不吉な兆候が・・・
@林道にて 僕のウエーディングシューズに嫌な奴が1匹乗っかって来たので、ハッカスプレーで撃退
Aガレ場下りにて 又もや奴を見た、石の上で僕たちに気付きクネクネしていた
が 無事に流れに辿り付きタックルをセットし始めると そんな事は忘れて交互にロッドを振って行く



良い流れに見えるが

ハッチは見当たらないが水量抜群で 超良さげ
だが だがである 全く反応しない! 多少の足跡は有っても この流れで未だかつてこんなに反応しなかったことが無い、走る影も無い
何故?なぜ?ナゼ?
しかも あんなに打合せしたはずの沢屋さん3人が直ぐ上の右岸に現れ そそくさと歩いて行った(気付いたに違いない)
『なんじゃそりゃ〜 南北の谷の合流辺りまで2時間位歩くって言ってただろうに!!』

と騒いだ所でしょうがない、更に厳しくなった状況では有るが 退渓点まで行くしかないので腹をくくって行くしかない

しばらく進み 左岸岩盤縁の流れにそれまでと同じようにヘアカディス#17をプレゼン 着水数秒で水面が弾けた
無垢な出方が逆に怪しかったが この手ごたえは本物っぽい しかも寄せて来る間別の影が ”どうした!どうしたん?” と追っかけて来るではないか
魚は居ないのでは無かったのか? なぜこのポイントだけ?
兎に角 厳しい状況の中 ボウズ回避で奇麗なアメゴちゃんに感謝である



ありがとう! 感謝します〜

もしかしたら ここから釣れるエリア? かとも思ったがそうでも無かった
いつもと変わらない いや いつもより美しい流れを歩き 二人して首をかしげながらロッドを振って行く

そうこうしていると ようやくグロちゃんも待望の出逢いを果たしホッと一安心
笑顔というか苦笑というか 何にしろこんなに反応の悪い事は初めてなのである



大場所でナゼ反応しない! 小場所でようやくの1匹

退渓点までに 僕がもう一匹と彼がアブラハヤ1匹
狐につままれた位 全然魚が居なくなった流れに見切りをつけて 取りあえず移動

朝来た橋を戻って右に舵を切って進む
ザラ瀬の谷だが以前はチビッ子が沢山いた流れに久々に竿を出してみる

流れは以前と殆ど変らないようだが予想よりも水が少ない
さてどうなるかとフライを投じて行くと 乗らないけれども反応は有る(チビッ子)
少し進むと彼のロッドが曲がって ”来た〜” と思ったら美しく七色に輝くオイカワだった
これは是で良い魚 ダム湖で再生産しているに違いない

で交代した僕のロッドが曲がったら 本命のアメゴちゃん ”うふふ”って感じでいたら
後ろで「何で〜」って言ってました



婚姻色の美しいオイカワさん  流れは美しいとは言い難い  本命ちゃんも居ました

「何でなんで〜」と言いながらの彼のロッドが曲がったら 今度はウグイさん
『あとはカワムツ釣ったら五目釣りコンプリートだね〜』 と囃し立てても彼は乗ってこなかった



左の堰堤に対峙

取りあえず僕はもう一匹を追加しましたが 彼はカワムツも本命も釣る事無く 三時前に竿を仕舞いました
なかなか厳しい宮川源流部でした



本日の釣果
グロちゃん あめごちゃん 1匹
僕 アメゴちゃん 4匹



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