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2018年 3月3日(土) 晴れ 気温2-12度 水温8度

あ〜仕事が無い 暇だ! 大丈夫かな? シーズンインしたからそれは釣りに行けと言う暗示に違いないと信じて〜

で 今日は宮川の緩い流れに 昨日と同じように高速道路を使わずに行く

先ずは園川へ
解禁最初の土曜日だからちょいちょい車が止まっていたが、僕が入ろうと考えていた2番手の入渓点が空いていたので
迷わず車を止め 変身

橋の上から流れを見ると 石に付いた藻ラインと水面の差は10cm位で増水はしているが、良い流れに見えた
以前はこのポイントのそこかしこからチビッ子反応が有ったもんだがな〜と思いながらフライを投じて行くが 最初の200m位は無反応
でその上のポイントにソラックスダン#17を投じると 澄んだ流れからフライを見に寄って来る影が見えた
が コヤツはフライを見切って帰って行った
同じ所を3度程攻めてみたが・・・もう見にも来ないので 別のレーンに数投してからフライにドレッシングを施し再チャレンジ
心の中に”無理だろうな”と言う気持ちが有ったのだが 影がもう一回見に来てちょっと考えた末に水面を割った
ラッキー!
ささっと寄せてネットに掬う 本日ファーストフィッシュは可愛いアメゴちゃんでした



居ましたよ〜

やっぱり居るじゃない〜と ニコニコで上を目指してロッドを振って行ったが
ありゃりゃ? その後は1時間で反応は1回 しかも空振りだったので 次なる流れに移動

ここはS谷 7〜8年前は 仲間内では”お助けS谷”と言ってピンチの時に助けてくれるフレンドリーな流れだったが
土石流的大雨で一変し 最近では年に1度見に来るか来ないかの流れになっている

相変わらず砂利で埋まった流れ、新しい堰堤が一つ完成しているその上にスリット堰堤を作っている最中で復活には程遠い感じであった
林道を遡って行く途中で砂利の流れで釣り人を発見、そこから1km以上は上の二又の所に車が止っていた
早飯をそこで食べて 割と荒れていない二又の右に下りてロッドを振ってみる

以外にも反応は有ったが 空振り 空振り 空振り そして堰堤にさし掛かると ライズが見えた
右岸側のゆっくり巻く木の葉の浮く反転流で小さなライズが繰り返されていた
手前から順番にフライを投じて行くと左岸側でもライズ!単発だったがこっちの方が少し大きそうな感じだ
取りあえず右岸のライズは続いているので 徐々に近づき本命場所にフライを投じたが・・・出ない
一投で沈黙してしまった暫く休ませると ライズ再開 しかも左岸もした
右岸に数投しても反応しないので左岸に目標変更し フライを投じる
カーブを掛けて投じたソラックスダンがじれったいほどゆっくり流れる 数十秒放置しこっちも出ない 結構苛められてるのかな?
そう思っていたら ようやく渓魚が気がついたのか深い所から上がって来る影
食べて!の願いが叶って水面を割ってから一呼吸置いてロッドを立てたらラインがピンと張った!
が次の瞬間 水中でヒラを打った瞬間にテンションが無くなった・・・残念

暫くそこに居て あっちやこっちにフライを投げてみたが 魚信は無かったので堰堤を超えて上に向かった



魚は居る!

堰堤の上は小さな流れ それでも渓魚は棲んで居る様で 時折反応は有るのだが
これが中々射止める事が出来ない
多分 解禁プレッシャーにおびえて居るんだと思う
何故ならようやく釣れた一匹は 小さなスポットに投じたフライが手前の大石の影に入って見えなくなった時に飛沫が上がったので
ロッドを立てたら釣れていた! って感じだったから
それでもこの小さな流れには健気に育つアメゴちゃん達がそれなりに居てくれて  出逢う事が出来て嬉しくなった
しかも流れの中からもう一匹



”釣られるな〜”と応援したくなる

ちなみに左又 工事中のスリット堰堤の上の昔からの堰堤辺り
ちょっと竿を出す気持ちに成れなくて 覚えに写真だけは撮ってみた



お助けS谷時代は 本命の堰堤だった


モコでS谷林道をを下って行くと 釣り上がってくる釣り人を見つけたので 声を掛けてみた
「テンカラなんですね!」 「釣れますか?」 瀬音が会話の邪魔をして聞こえてるのか聞こえていないのか
でも首を縦に振ったり横に振ったり 時折竿を振り込んだり そんな時でも釣り師の感覚は研ぎ澄まされて居た様で
グイと竿を引き寄せラインの先には20cm位の渓魚が乗っていてキッチリキャッチ!
僕は驚いた! 渓魚が居た事!テンカラさんが目の前で釣り上げた事!
でも平静を装って 『グッジョブ♪』 と親指を立ててその場を去るのが精一杯だった

ラストは大熊谷調査
スリット堰堤の前後を1時間半位やったが反応すら無く納竿



本日の釣果 : アメゴちゃん3匹



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