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2018年 6月3日(日) 晴れ 気温16-27度 水温15度

ウエーディングシューズ

春にコーカーズのフエルトバージョンを新調して4月半ばにピン付きゴムソールを注文してみたのだが欠品中で入荷は8月位予定
ウエットウエーディング主体の夏に向けリトルプレゼンツのシューズを買い替え小ビスを打ってみたので 今日はテスト釣行だ



リトルプレゼンツ ウエーディングシューズ 改

朝早く 宮川源流T谷に到着 幸いにも誰も居ない
ソックスウエーダーに件のシューズを履いてグラベルガードを装着し変身完了
 がれ場を降りて流れの脇 荒れた息を整えつつもウエットスタイルなのですぐに汗は引いていく
タックルをセットフライを結ぶ 今日は北海道ラッキーフィールドさんから取り寄せたエゾシカディアで巻いたヘアカディスで行ってみる

快晴の爽やかな空では有ったが 第一ポイントはまだ光が差し込んで来ていなかったけど気の良いアメゴちゃんが歓待してくれた
春から餌を沢山食べて力強くなった渓魚はキュンキュンとロッドを絞り込み 僕の笑顔を引き出してくれる



今日の1匹目! そして   2匹目!

朝から活況の川遊び 絶好調に反応するんだが空振りも結構あったので 一旦ガガンボ風パラシュートにしてみたが
取り立てて変化が無かったので 視認性の良いエゾヘアカディスに戻して ズンズン進む



釣れます 釣れます 釣れます〜

11時前 岩魚の好みそうなポイントから 顔デカでパーマークが丸系の昔風アメゴちゃんが現れた
まあ昔風って僕は言っていますが 思い込みだけで全く根拠は有りませんが なんとなく出逢えると嬉しく思います



何となく岩魚っぽく無いですか?

その後も好調は続き 午前の部最終の大場所
ここで釣れたのは背の色を蒼い水色になじませた ”宮川ブルー”ってこれまた僕が勝手に呼んでいるアメゴちゃん
広いプールでクルージングしているこいつらの体系は瀬に棲む奴らとは体型も違うように思います



クルーズ族

一旦林道に上がって上流に20分ほど歩き 午後もエゾヘアカディスで釣り上がります
気温も上がり ハッチも増え 期待に胸膨らませロッドを振って行きますと 瀬でも渕でも そこかしこからアメゴちゃんが飛び出しもう最高!

大場所の岩盤縁は良い魚が付く可能性の高い1級ポイント
しかし得てして流れは速くないので 立ち位置とプレゼンテーションに気を付けカーブを掛けてそっとフライを投射してみます
居ないことも多々あり鱒が ここは3投目で結果が出ました
ゆっくり流れるエゾヘアカディスに向かってゆっくりと浮上する影が躊躇せずにフライを吸い込みました
一呼吸おいて小竹竹竿を立てると ”ググッ!”と重い感触が右手に伝わって来ました そしてファイト開始です
クルーズ族のターゲットは速さと強さを兼ね備え 奥に向かったかと思うと急に左に方向を変えたりして必死で逃げようとします
幸いなことに下流や僕の方には向かってこなかったので 竹竿の撓りが抗いを吸収してくれたので大きく慌てる事はなく
至福の時間を楽しませてもらいました



最高です!

ハッチする昆虫のメインはメイフライですが 投ずるフライはヘアカディス
アメゴちゃんの食欲が食べ物を選好みさせないのか 蝦夷ディアヘアの魔力なのか 好調は続きます
1匹釣ってはティペットをチェックし 数匹釣っては毛の抜けたカディスを結び変え どんどん行きます



美しい黒点               美味しそうなモンカゲ                  花の舞う流れにて

年に一度か二度有る 絶好調の日も最終盤です
得てして最後にヤラカス僕ですから 最終の一つ前のポイントで 空振り空振り合わせ切れと言う失態で少々焦りましたが
熱くなった頭を静めるようにゆっくりフライを結び変え 何匹もやらかしたこのポイントの流れ込み部にはまだ居るかもしれないと思い もう一回やってみます
落ち着いたと頭の中では思っていたのですが 心にはまだ焦りが有ったのでしょう ショート&ショート うまく行きません
ラインを回収しフライのチェックとドレッシングを施し 深呼吸も行った後 再再度チャレンジ
今度は上手くプレゼンテーション出来流れに乗ったフライに期待を持って見つめますが 水面は弾けません
2投目3投目も・・・元から流れ込みには居なかったのか3度のヤラカシで気付かれたのか・・・と思いつつ未練の4投目
過度な期待が無くなり殺気が薄れたのか さっきまで流したのと同じ様に流れるエゾヘアカディスが飛沫とともに消えた
”え!”
一瞬焦ってロッドを煽ったがラインテンションは緩く 「あ〜ヤラカシた〜」と思ったが 更にラインを手繰ると怪しい感触が有ったので
慌てて2〜3歩後方にダッシュ とやはり怪しい 必死でラインを手繰るとようやく”ビンビン!”魚信が伝わって来た
ラッキーとしか言えないヒットを逃がしては成らないと急ぎラインを回収し速攻でネットをで掬うと
良い魚がネットの中で喘いでいました



別嬪アメゴちゃんと冷や汗ものの出逢いが叶った

これは最終ポイントも期待大だな
そう思いティペットもフライも入念にチェックし臨みましたが???なぜか全くの無反応
ラッキーな別嬪アメゴちゃんをヤラカシていたら 締まらない釣行に成ってしまう所でした〜♪



本日の釣果 : アメゴちゃん 沢山釣れました



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