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2018年 7月1日(日) 晴れ 気温35度 水温16度

木曜に降った雨がいい感じに岩魚ちゃんのやる気をUPさせているんではないかと思い いそいそと起き出しハスラーを飛ばして木曽へ

今日はダム上ではなく ダム下に向かい 9時前に駐車ポイントに到着! あれ貸し切り?
そう思って準備をしていたら 1台が来てUターンしていったので 1番乗りで良かった〜って思ってたら
又1台
『おはようございます、どこに入りますか?』そう聞かれたので 『ちょっと水量が多いので上の方へ』そう答えると
『この辺させてもらって良いですか?』と聞かれたので 『どうぞどうぞ〜』そう言って準備を済ませた僕は 上流に向けて歩き始める

ソックスウエーダーで軽快 適度に汗をかいて歩き目的のポイントに到着
既に水量はまあまあ多いけど爽やかなジンクリアな流れに手を浸して顔の汗を拭ってから
小さめのエゾヘアカディスにドレッシングしてロッドを振りラインを伸ばして行く

手前から順に奥へプレゼンして行くと 直ぐに岩魚ちゃんがヒット!
ここは岩魚の溜り易いポイントなので 荒らさない様 速攻でラインを手繰って速攻で確保
よしよし 先ずは1匹! 今日は良い日になりそうだと思いながら 写真を撮ってリリースすると ダッシュで元居た上流に走って行った
”戻って行ったか!” 警戒情報が伝達されたらマズイな〜と思ったが さに有らず
数投目 そして又数投目と連続ヒットし このプールで3匹の岩魚ちゃんに遊んでもらったら 流石にもう反応しない
良い日に来たおかげか エゾシカディアの効果が抜群なのか 気前の良い釣りが始まった



9寸連発〜!

プールの大石を超えて上を目指す前に 下流からでは攻められなかった大石隙間のスポットを念の為やってみる
こんな所でヒットしたら取り込めるのかな???と思ったら ガボッと来てしまった! しかもかなり重い感じ!!
テンション強めにキープしながら 大石を一段降りてヒットポイントから狭い流れを下らせ先ほどのプールまで誘導したが
今立っている大石から水面までは1m以上・水深は1m位 ラインの先で見える影はさっき迄に対峙した9寸より少し大きい感じ
抜けるとは思えないので 僕が行くしか無いと決心し 飛び降りた
股間は濡れたが無事着地出来たしラインテンションも保てていたので無事にターゲットをネットに確保する事も出来た
ちょっと大きいぞ! 写真を撮ろうと浅瀬でポージングをしようとしたら フライの結節が切れた!!
危な〜い! ギリセーフ そして検尺すると  ギリ尺〜やった!!



狭いスポットから尺岩魚〜

今日はパラダイス状態かと思いながら フライを結び変え進んでいくが その後はポツリポツリです そんな甘くは無いよね〜

時間とともに調子が上がって行くのが午前の釣りだと思うのだが 今日はそうでも無い様だった
が 実はねらい所が違っただけかも知れない

とあるポイント 駆け上がり・開き・流れ込み・巻き返しと一通りやって見たがノーリアクション
諦めて次に行くかと3歩ほど前に歩いた時 2m先 石影の緩い流れに影が見えた気がしたので凝視すると
渓魚の尻尾が揺れている(頭部は石で見えない)しかもかなり立派だ
余りにも近いのでどうかと思ったが リーダーキャストで頭が有ると思われる手前数十センチにフライを落として
遅々として進まないフライと動かない尻尾を見て フライに気付かないのか僕に気付いているのか・・・ 
待つこと数十秒 フライが少し下った所で ゆっくりと影が動き尻尾が見えなくなる
フライに向かって喰いに来るのか? 僕に気付いて隠れてしまうのか? ドキドキする〜
岩陰の暗い所を漂うフライが静かな波紋とともに消えたのはそれから暫く後だった!
一呼吸置いてロッドを立てると ”ググ”っとした感触が右手に伝わりロッドが撓った!
大きな岩魚ちゃんは 何が起こったのか分かっていないのか ヌル〜っと岩陰から出てきて暫くしてから事の重大さに気が付いた様で
広い所に来てから強い力で抗いロッドを絞り込む!
そんなに広いポイントでも無いので ラインは送らず小竹竹竿の力を信じで近距離戦を暫く楽しんだ後
ラインを手繰りつつ流れに跪き背中からネットを外して流れに浸し掬おうとするが 1発では決まらずヒヤッとしたが
2度目のチャレンジで無事ネットイン! 嬉し〜い!!



やったぜ〜岩魚32cm

よ〜し この上にポイントはまだまだ有るから きっと良い釣りが待っているとワクワクしながら進むが
その後 パッタリと反応が無くなった 半時間後にパシッと1度有ったが空振りし・・・

気分を変えるため おにぎりランチで小休止してから ”岩魚ちゃん何処に〜?” そう思いながら進み更に半時間
脇の流れがチョロチョロと入り込む緩い所に投じたべたエゾディアカディスの着水に気が付いた何かが水面を割った
がそいつは上流から下流に向かって反転してからのアクションだったのでフライは水面に残ったままだった
”失敗した!けど当たっていない”反応の薄くなった流れで現れた何者かがもう一度フライに反応することを祈りながら
静かにそそて時間を掛けて フライとティペットを点検してから再度チャレンジ
先ずはさっき反応したところ そしてその少し下流 そして左側の石影 そーっと丁寧にやってみて 最後は右側の緩い反転流
諦めかけたその時 天然の岩魚ちゃんがフワーっと浮き上がり 何も疑わない様な仕草で水面に鼻先を出しフライを口にした
”お願いフッキングして!” そう祈りながらロッドを立てるとラインがピンと張った!!
そして次の瞬間 驚いた岩魚ちゃんは下流に走り小竹竹竿がそれを止めググっと言う感触とともに弓なりに撓る
大岩魚だ! 流れの中を右に左に逃げようとする影は 明らかに今日一番 ティペットとか点検はして有るけど少し不安になる強い渓魚
ドキドキ ハラハラ 至福の時間を過ごし 力が少し弱まったと見て ランディングに入る
すると奴は諦めたかの様に 素直にネットに収まった

よーっし 良い子だ 綺麗に写真撮ってあげるからね〜 と言ったのに 写真は嫌いと見えて暴れる大岩魚君 検尺するとおよそ35cm 
早く帰りたいみたいだったので 撮影はそこそこにして チューも諦めて 流れに帰ってもらいました



むふふふ 出来すぎだね


今日のこれまでは 早い時間はトントンと釣れ その後は1時間に1匹のペースだったが 終盤は・・・
大岩魚から2時間 全く反応が無いまま終点の滝下プール
首を傾げながら を竿を仕舞いました



居ると思うんだけどな???

林道を歩き ハスラーに戻ったのが15時過ぎ
時間的にはまだ行けたのだが 十二分に幸せを感じていたので 良いイメージのまま帰路に付き
途中でラストホープに寄って Batten kill U 買っちゃいました



本日の釣果 : 岩魚ちゃん8匹



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