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2019年6月8~9(日) 雨時々曇り 気温16~13度 水温9度

年に一度は参加しようと決めている JFFミーテイング 今年は富山の利賀川へfujita夫を誘って参加することにした
JFFの大先輩のオケちゃんも参加するのを知って連絡を取ったら 幸運な事に『ご一緒しましょう』と言ってもらった

深夜の1時過ぎにfujita家を出発し 4時半ごろに五箇山IC手前のPAで合流し早朝の利賀川へ向かった
オケちゃんの釣らせてあげたいと言う思いから 早朝5時半に誰も居ない結構上の方の車止めに到着し変身し林道を歩いていく
雨がしとしとと降って気温も上がりそうに無かったので 岩魚ちゃんのやる気が心配だったけど 林道から何度か流れを覗いていると
1匹の影が流れ出しに定位し揺れているのが見え 不安が期待に変わった

30分ほど歩いて流れに降り立ち竿を組んでいると 大石の上に美味しそうな春蝉が1匹! これによって僕たちのやる気は更にUP
先ずはガイドのオケちゃんが早々に利賀岩魚を釣って見せてくれた



蝉フライでは有りませんが ドライでドン!

続いて僕も ソラックス#13で良い魚を掛けたのですが、合わせと同時に被っていた木の枝にリーダーを絡ませてしまい大慌て
でも岩魚は針にかかったまま まだ居ましたので ティペットを掴んで引っ張り上げてネットに入れようとしたのですが慌ててて足元にそしてシューズと石の間に
一呼吸置いて 左手に持ったネットを目一杯シューズに近づけ 足を上げると同時に右手で掴もうとしたのですが、生きの良い岩魚はバシャッとネットを飛び越え流れに帰って行きました
残念! でも反応は良いのでさほどのショックは無く 『今日初めて使うロッドに慣れて無いから やっちまいましたよ』なんて笑いながら言い訳を

代わりばんこで釣って行くと ほらね 直ぐに岩魚ちゃんが釣れてくれました



利賀川 初岩魚~♪

オケちゃんもfujitaさんも 快調に竿を曲げ利賀川源流部での岩魚釣りを楽しんで進みます
”ここの岩魚ちゃんはお腹がオレンジの娘が多いですね、でももうワンサイズ大きい奴が出てくれないな~”なんて言いながら更に進んで行きます



雨も何のその 岩魚ちゃんの歓待を受けて進みます


フライフィッシングを始めて最初に買った竿が ロッホモア、暫くし少々釣れる様になってアルトモアを愛用していましたが 両方ともティップを折って
その後 J-stream で長くやっていますが
先日イワイのID 8ft3in3番が名古屋のラストホープさんで未使用中古品の出物が有ったので速攻でポチっとし 今日の初陣
見栄を張ってロングリーダーティペットで始めていましたが、若干風が出てきて思うように投げられなくなったので
ティペットを詰め フライもヘアカディス#15にサイズダウンして釣り上がって行きますと
大きくは有りませんが オレンジ斑点の別嬪さんが竿を曲げてくれました



利賀の別嬪さん と イワイのID

釣り始めるまでは お昼までに何とか1匹は釣って笑顔でランチに向かいたいな~と思ってた
2時間半ほどで僕が4匹 fujitaさんは数匹 オケちゃんは多分二桁 
10時半過ぎに通らずで引き返し 笑顔満点で正午集合のうまいもん館お蕎麦ランチに向かいます

青山さんを筆頭に 13名のフライマンが並んで蕎麦を手繰り釣り談義 楽しいランチでした

午後は気楽に里の方でやりましょ~って事で 竿を振って行きますが やっぱり源流域とは違ってまあまあシビアな感じです
サイズも少々小さくなった感は有りましたが 竿の振りやすい広々とした流れでリラックスした釣りが出来ました

午前もそうでしたが 大場所での反応は殆どなく 主に浅い瀬で釣れてくれます



午後の部も釣れてくれます~

幻の巨大魚には出逢えませんでしたが 利賀川での釣りを堪能し5時前竿を仕舞って レッツ温泉 ”平温泉センター”へ
ほぼ貸し切りのお湯を頂き サッパリしたし ほかほかリラックスした♨

7時過ぎに今宵の宿”いなくぼ”さんへ お風呂で温まった体は宴会までの半時間ほど睡眠を欲しうとうと
そりゃ~深夜から走って 明け方から夕方まで川で遊んで 眠くもなりますよね

そして待望の宴会へ ”待ってました!” 先ずはビールで乾杯 そして旨い地元料理
山菜天ぷら 岩魚の塩焼き 猪鍋 行者ニンニク 堅豆腐など どれもこれも 旨かった~
会話も弾んだはずですが 睡魔とアルコールが僕の思考能力を奪い誰と何をしゃべったのか殆ど覚えていませんが 楽しかった事は間違いございません




フライマンの宴会 初めて会う人でも直ぐに仲良くなれる

それと 宿にはコンパニオンキャットが
ちょっとツンデレですが 気が向くとお腹の上に登ってくれたりして 猫好きにはたたまりません~



宿の看板猫にゃ

翌朝 八時前から皆で朝ご飯を頂き 三々五々解散し今日も竿を振りに

僕たちはオケちゃんに着いて帰り道の岐阜で竿を振ります
ゆっくり出発したのと ハスラーのガソリンが底をつきそうだったのでちょっと寄り道してもらったので目的の場所に着いたのは11時頃
途中に2台の車が有ったのですがタイミングよく車を止めることが出来ました
割と強く降る雨の中 折角来たのでやってみますか~と変身
 その途中で2台の車がやって来て1台はUターン もう一台はバリケードを開けて上流へ 人気のある流れだという事がわかります

オリジナルニンフィングのオケちゃん ウエットのfujitaさん ドライしか出来ない僕
川に降り立って最初に準備の出来た僕が先ずやってみますと 広いプールの主要部では反応しなかったのですが
左岸の巻き返しで幸先よく岩魚ちゃんが飛び出してくれました
ヘアカディスは口ではなく背中に掛かっていましたが、まファーストフィッシュって事で♪
オケちゃんに交代したら 彼もすぐさま岩魚ちゃんをゲット!これまたスレ掛かりでしたけどね~
でウエットの用意に手間取っているfujitaさんが来る前にもう一匹、雰囲気の有るプールの隅っこの小さな石の頭からパッコリ!
今度はキッチリ下唇を捕らえられましたし レモン色の斑点が美しい別嬪さんに今日も出逢えました



開始早々から好調にゃ

オケちゃんも僕も先ずまんず好調です、所が釣り上がりのウエットで挑む残る1人にはトンと当たりすら出ません
工程の2/3を過ぎた所で 僕が四っ オケちゃんがそれ以上 残る一人は・・・システムをようやく変更してドライに・・・しかし・・・
オケちゃんに『なんぼ何でもフライがデカすぎるっしょ!』そう言われ フライを結びなおして遂に1匹!
『いや~アブナカッタ~あやうく”ボ”の所 救われました‼』 そう言って笑顔を振りまくfujitaさんに 僕たち二人からも祝福の言葉が送られましたました



よかった 良かった◎

昨日もそうでしたが今日も大場所の良い所から良い魚の反応は無し、まあ日曜なんでそんな楽園は滅多と有りませんからね
お昼前に来て3~4時間でみんなに岩魚の祝福を頂けただけでも素晴らしい
それでも終盤に差し掛かった所のナイスなポイントでオケちゃんの竿が撓ります
今日一! 9寸の岩魚ちゃんが必殺ニンフィングに騙されキッチリネットに収まりました



”この娘だけは写真撮ろ~” だって

退渓点に差し掛かり 僕~オケちゃん~fujitaさん の1周りで終わりましょうとなって
先鋒の僕はとっとと枝にかけ終了
続くオケちゃんは キッチリ掛けたまでは良かったのだが食いが浅かったようで ナチュラルリリース
オオトリの藤田さんに 「頑張って〆てね~」 冗談半分で声を掛けて送り出したが最終のプールは沈黙、まあ予想通りの結末でしょう
と思った瞬間 クッと合わせた彼のロッドが撓ってラストヒット!
まさかの出来事では有ったが そこには男前のfujitaさんが”一瞬”だけ居た、なぜ一瞬かと言うと寄せてくる最中 水中に沈んでいる枝に突っ込まれ敢え無くブレイクしてしまったからです
やっぱり彼は最高! 笑いのツボを心得ているナイスガイでした



笑わせて頂きました♪

釣りを終え たわいもない事で笑い会いながら 林道を下って車に着いたら
僕たちの上りを待っていてくれたみたいに大きな雨の粒が落ちて来ました



もうヘロヘロですが、楽しく美味しい二日間
JFFメンバーのみなさん、特に幹事青山さんとガイドをしてくれたオケちゃんにスペシャルサンクスです



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