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2019年7月7(日) 曇り 気温22~24度 水温17度

七夕の日曜日 朝から田舎の仏壇に桃を供えお墓も参ったら川に行きます

毎日のように降る雨で川の水は多く 今日もすっきりとは晴れていなかったが、ソックスウエーダーに履き替え変身
解禁前に超小稚魚放流を行った田んぼ上ポイントの一つを調査しに向かった
思った通り水嵩は10cm以上高くてちょっと釣れそうに無い感じでしたが 放流場所のプールの弛みにヘアカディス#15を浮かべると
ピチッ ピシャ っと何者かが反応するがフッキング出来ないまま反応は無くなっていった
上を目指し 瀬の弛みにフライを浮かべて行くと”ピッ”と反応したので反射的に合わせてら チビッ子が”ぴよ~~ん”と飛んできた
一旦岸に落ちたターゲットは極小アメゴちゃん ラインを手繰るとまだ繋がっていたので竿先にぶら下げて水溜りに確保
偶然 事故的に釣れてくれた超チビッ子は8cm程度、2月に放流した時が3cm位だったので意外と育っていない気はしましたが
さっきのプールの子達もきっと放流した稚魚が少し育って生き延びているのだと思いました
その後すぐに雨が降ってきましたが 橋までの30m程を調査してみますと
やっぱりと言いますか カワムツ君が2匹遊んでくれました



ほぼカワムツ大国の辺りで チビッ子はちょっぴり育っていました!

ハスラーに乗って 傘が要るかな~と思いながら上流に行くと うまい具合に雨が上がったのでそのまま調査を続行します
過去には少ないながらもアメゴちゃんを釣ることの流れでしたが、今年は2度来ていますが1匹も出逢う事が出来ていませんので
今日こそはと思ってやってみましたが 釣れたのはカワムツ君だけでした・・・・

お昼まではもう1時間有りましたので もう一回移動して毎年発眼卵放流を行っている二股の下に行き
もう一匹位アメゴちゃんを手にしようと思ったのですが 実釣り半時間
それらしい反応は2度有ったのですが 物にする事が出来ずに実家に一旦戻りました

午後 本気モードで最上流部に突入します
12時40分 いつもチビッ子が反応してくれるポイントにに降り立ちロッドを振りますが???
暫く行ってようやく反応したものの 空振り しかも2連発

二つ目の大場所ヒラキで 先ずはカワムツ君の洗礼を浴びて意気消沈しましたが
流れのど真ん中からもう一匹釣れてくれたのが 本命のアメゴちゃん
ようやく釣れてくれた~って感じで 少しは落ち着きを取り戻せたかな



釣れて良かった♪

梅雨時期の増水 そして気温も上がらないのでアメゴちゃんのご機嫌はよろしく無いようで
その後も稀にある反応を外し 蜘蛛の巣に苦戦しながら進むこと1時間 ようやく午後の2匹目に出逢えたのを境に少し釣れる様になってきました
時合なんでしょうかね?

普段はなかなか釣れてくれない 林道下 護岸脇のいつも魚が見えるだけのポイントで
珍しく一匹の反応を得てロッドを煽ったら 何と合わせ切れ
ショックに打ちひしがれつつ ティペットを結び変え フライもヘアカディスからソラックスに変更してみました
立ち上がって 合わせ切れしたポイントの上にフライを投じつつ前進していくと 猛ダッシュで底から上がって来た影が”バコッ!”とフライをひったくって行きます
さっきまでの反応とは真逆の 荒々しい出方に ”食ってるのか~?”っと合わせると グイっと小竹竹竿が撓ります
重くて速い抗いがラインを引っ張り キュンキュンと音がする感じでしたが ティペットを結び変えたばっかりですので安心して力比べが出来ます
大石の上から慎重にテンションを掛けつつ少し下り 瀬になったところへ入水したら グイグイとラインを手繰って無事キャッチ
デップリと太った食いしん坊のアメゴちゃんが ネットに横たわりました



ガツンと来ました~☆

やっぱり時合? それともフライ?
そこから先は好調で可愛いアメゴちゃん達が ピチピチと遊んでくれます
とは言え 過去の大物ポイントでは沈黙する事が多く 沈黙を破ってくれたとしてもチビッ子でしたが



こちの流れでもチビッ子~♪

ラストスパートは 15時31、45、50、59の四連荘
しかも最後の1匹は 大場所の実績のある堰堤下 手前を数投やって真ん中に投じた1投目でした
派手な飛沫を上げてフライに出た奴を ”ムン”と合わせてバッチリフッキング
ザ~っという落水音のなか ロッドがギシギシ音を立てる感じがするほど力強い引きです
テンションを保ちつつゆっくり歩を進め最初は手前の浅瀬でキャッチしようとしたのですが 力が強いので更に前へ
これ以上行ったら他のポイントが荒れるとは思いましたが そんな余裕をかましてると逃げられる気がして 更に前膝上位まで侵入し
ロッドで矯め 少しラインを手繰る ターゲットが力を入れる こらえて 又ラインを手繰る
ヒットしてからの1分ほどが 緊張と興奮のせいで長く感じる至福の時を本日最終と決めていたポイントで迎えられた
ラインを手繰る左手ががティペットとの結び目に近づき いよいよランディング右手の中指でラインを強く押さえたら背中のネットを外して流れに浸すが
中指を熱くしながらターゲットが奥へ走る
もう一度ラインを手繰って 水面に浮かせたら更に竿を掲げ滑るように寄ってくる渓流の宝石
水中にネットを差し込み 1発でランディング成功
それを待っていてくれたように 雨が降り出した中 何枚もの写真を撮影して お別れの前に熱いチューをしてリリース
何だか雨に当たるのが気持ちい ヒーローになったような気分で良い釣りの〆を飾れた



恰好良い アメゴちゃんで Finish!

フライを切り離し小竹竹竿を畳んでベストを脱いだら ハスラーのエンジンスタート
午前はどうなる事かと思いましたが 終わってみれば最高の一日と言える
満足して実家に帰って さてソックスウエーダーを脱ごうとしたとき スマホが鳴ってfujita夫から電話だ
何だろうと出てみたら 『家に帰ってるんですね 僕たち今から行きますよ~』なんて言いながら 赤いハスラーが近づいて来たので
『マジで今 5時前だよ 分かった追っかけるよ』 と言って片付けを止めてもう一回上流に向かった

fujita夫曰く 『もうストレス満タン 竿振って川を歩かないと 死んじゃう』 その横でfujita嫁が困ったもんだと言いながら笑っていた
では1時間位やりましょう って事で入って早々のポイントで fujita夫の竿が曲がった
良い感じじゃ無いですか!



入渓3分で ババ~ン

これはひょっとして 釣れ釣れかもと思ったが そんなに甘くは無かったが そこそこ反応も有って
予定の1時間で fujita夫2匹 fujita嫁1匹 僕ボウズ と言う釣果



夕方からでも来て良かったね~

午後6時過ぎ 平和で笑える川遊びを終了です

でもそれだけでは終われません、津に帰って中華で祝杯を上げ明日からの英気を養いました!



本日の釣果 アメゴちゃん
僕nishide 午前1匹 午後二桁
fujita夫 夕方 2匹
fujita嫁 夕方 1匹



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