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2016


2020年5月17(日) 晴れ 気温13-24度 水温12度

コロナの終息宣言はまだだったけど 個人的にはほぼ収まったと感じ始めていたので久しぶりに遠征
朝早く目が覚めたので ささっと準備してビューンと高速で木曽に向かった(日曜だけど割引なし!)

超早く7時過ぎに目的の駐車スペースに着いて パンなどモグモグしながらゆっくり準備し変身も済ませてら我慢できずに歩き始めてしまい
8時前には流れに立ち竹竿を振り 本日の川遊びの開始
早々に空振りとバラシをやらかしたけど イケるんでは?そう思ったのですが・・・
その後 若干増水の流れに反応は無くなり 初っ端のミスを後悔しながら釣りいや振り上がって行きます



山椒の可憐な花やツツジの艶やかな花が咲いています

ファーストステージ最終の堰堤
右岸側からチャレンジして真ん中辺で遂に反応が出たのですが、、、乗りません
そして更に右岸側へ もうダメ水しぶきの落ちるエンドまで行ったけど・・・釣れなかった・・・
沈んだフライを回収しようとロッドを上げたら モゾっとしたのでグイっと煽って見たら 奇跡です! 何とフィッシュオン!!
慌ててラインを手繰り 強引に浅瀬に引き込んで両足でブロックし 超ラッキーな本日最初の一匹を手にする事が出来ました



ファーストフィッシュは 嬉し~い

意気揚々と林道に上がって 次なるセカンドステージを目指します
実は本命は其処なんですが 余りにも朝が早い気がしてちょっと寄り道作戦だったのです
そしてそれが まんまと当たった様で 入渓後半時間で3匹の気の良い岩魚ちゃんが遊んでくれました
日差しも降り注いで渓の活気も上がってきているのでしょう



可愛いけど嬉しい

若干増水で薄っすら濁った流れでは有りますが 本当に爽やかな川遊びです
飽きない程度に反応しぽつぽつとは釣れるのですが 贅沢なものでチビッ子ばっかりなのでもう少し大きいのを釣りたいと言う欲が出て来ました
どうするかって言うと 少し時間を稼ぐために早い目のランチにするのでした
三重県のコンビニで全ての買い物を準備して来たつもりでしたが、オニギリを買い忘れていたのでレーズンパンだけの質素な食事でしたがね



大福手ぬぐいで運気UP↑

正午少し前に立ち上がって 川遊びを再開したら 先ずはチビッ子でしたが次の子は別嬪さん
脇の流れに乗せたソラックスダン#15がゆっくり流れて大石の前を通ってポイント終了と思った瞬間 エグレの下から影がダッシュでフライを追った
そして水飛沫が上がった
追い食いだったので心配は有ったが小竹竹竿はグイっと撓っている
早めの勝負が必要だと思って僕はラインを手繰ると同時に流れの中に進み白泡の向こうで抗うターゲットをネットで掬い上げた



陽の差す所で 福が来た~

美白の良い岩魚 9寸
こんな美しい渓魚に出逢える この流れが大好きで堪りません!
何枚も何枚も写真を撮り 大好きな感情を少しだけフレンチ・キスで伝えたら 流れに戻ってもらいました

いや~来て良かった~ そう思いながらフライをドレッシングし再び竿を振って行く
と10分後 早くて狭い反転流にリーダーキャストでフライを投じるとあっという間に沈んでしまったのでピックアップしようとすると 何か掛かった様な~?
でロッドを煽ると 重い! 白泡の向こうで大きな影が抗うのが見えた!!
予期せぬ出来事に僕はプチパニック、そして渓魚も
パニックに乗じて強引に白泡を横断させたらそのままの勢いでこっち側の浅瀬にずり上げてからランディングネットで抑え込み 大岩魚を手中に収めた

これだから 宝探し的だから フライフィッシングは辞められません
明らかに尺上 久しぶりにメジャーを取り出し計測してみると やりました~33cm
今期もこれで安心して川遊びが続けられ鱒(やっぱりシーズン中に1匹はゲットしたいからネ)



大福来たる! まだまだ大きく成りそうな若い尺上

またまた 写真撮影とチューをしてリリースしたこの別嬪さんは 優雅に腰を振りながら白泡の中に消えて行きました
見送った僕は 新たな出会いを探しに立上り竿を振り上流に進んで行きます

その後はさっきの2連発の別嬪さんが幻だったかのように 慌てる事のないサイズの岩魚ちゃんに遊んで貰い
爽やかな新緑の渓を釣り上がりました



楽しませて頂きました

さて時計はまだ午後の2時 今日の戦略はまだ有ります
1st 2nd のステージの中間に3rdステージを残して有るのです、そこは昨年 同じ尺岩魚と何度か出逢ったポイントを含む流れです
期待を胸に再再度流れに降り ティペットの結節をチェックしフライにドレッシングを施し 行きま~す
何事も無く竿を振って行ったのですが 今日は慌てる事がこれで3度目です
倒木絡みの小さなスポットで”ガボ”っと来ました! 良いサイズので引きも強い
けど何にしろ障害物多数の小さなスポットですので 寄せることなど不可能、ダッシュで近づき一気に決めないとダメです
幸い 潜られる事も 蹴躓く事も無く ランディングネットで掬う事が出来たのは、9寸の良い岩魚でした



良きかな~

此処にこんな魚が居るんだったら 件の大きなポイントにはムフフ~
念には念を もう一回ティペットをチェックして進んで行き 途中でもう一匹位と思っていたのは妄想
そして本命場所で”ドーン”と言うのも妄想で何も起こらない かと思っていたら
大場所最上流の小さな反転流で スマートに食わせる事が出来ました
ソラックスダンを向こう側の反転流にゆっくり乗せた4投目 フワっとした感じの捕食でフライを吸い込んだのを見 一呼吸置いて竿を煽ると
ラインがピンと張って重みが伝わると同時に 異変を感じたターゲットが深みに逃げ込もうとします
”乗った!”そう感じ ラインを手繰ると強い力で抗うのが伝わって来ますが 今回は慌てません
少し耐えてからロッドで下流に誘いながらこっち側に寄せてくると 尺には届きませんが良いサイズだと確認できます
下流側に行ったり 対岸側に行ったりする奴との駆け引きを 今日初めて楽しみながら徐々に寄せ僕は膝まで流れの中に
頃合いを見計らって背中のランディングネットを外し流れに浸すと 小竹竹竿を天に突きさすように掲げます
寄って来た岩魚も最後の力を振り絞りネットを避けるように抗います
が遂には観念したかのように頭からネットに収まり 出逢いの瞬間が結ばれました



〆の9寸岩魚

渓を徘徊し 美しい宝を探し求める しかもその行程が楽しいと来たら言う事無しです
ちょっと釣欲が空回りする事も多々ありますが それもご愛嬌

もう少し竿を振ってみましたが 新たな出逢が起こることは有りませんでしたが
今日のこの日この場所この出来事に感謝し 15時半 竿を仕舞いました



本日の釣果

岩魚ちゃん 沢山出逢えました



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