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2018


2020年5月24(日) 曇り時々雨 気温16-23度 水温14度

仕事が一段落してきてちょっと余裕
って言う事で早起きしてM川の源流にチャレンジします
普段そんなにも思わないのですが ここに行く時だけはジムニーかセローが欲しいと思うんですが、今日はその荒れた林道の手前で
ミスコースして斜面の杉に寄り掛かった車と遭遇 そっと声を掛けて見たりしましたが誰も乗っていなかったのでちょっとホッとしました



油断大敵 落ちたらダム湖へ~

おっかなびっくり 平均時速10kmほどで目的の車止めまで行くと 先行車パジェロミニが居ましたが あまり気にせず下手の所から行く事にして変身です
ウエットザブザブスタイルで軽快に~でしたが今年はまだ少し寒いです

崖を降りてからタックルをセットし8時40分 レッツフライフィッシング~
水量は少なめ コロナのせいか足跡多くでちょっとどうかな~と思いましたが 要らぬ心配で チビッ子から20cm位の元気なアメゴちゃんが瀬の中から飛び出し
ロッドを曲げてくれ 楽しいです~



良い感じ~☀

大きなプールとかの広いポイントでは 何匹もの渓魚たちがゆったりと泳ぎ時折水面に波紋を広げたりするのが沢山見られて
すごく幸せな気分には成るのですが、一丁チャレンジだと小さめのフライに変えてやって見たりもしましたが・・・
一度くらいは見に来るのですが 本物ではないのがすぐにバレて2度と寄って来ませんし 何度かやっているとそ~っと何処かへ消えて行きます

釣り人の姿を見ても慌てて逃げる事無く 「また来たのね~」 なんて感じでゆったり泳いでいるのは 人に慣れてしまったからなのでしょう
伊達に足跡が多いわけでは無いようです



見える魚はやっぱり釣れません

しかしザワザワした瀬などでは ”ドカン”と出て #15の大き目のソラックスをガッポリ喰うのでフォーセップを使う回数が普段以上に多く
食い気は十二分にあるみたいです



可愛い カワイイ カワ(・∀・)イイ!!

1時間を過ぎた辺りから 当たりが渋く成って来たのはより多くの釣り人が入った区間なのでしょうか?
ザワツク流れからも反応が減りましたし 出ても食いが浅く外れる事が増えて来ました

11時過ぎにいつもなら上がるポイントに来て崖を少し上った所から 小場所に20cm程の影を見て 上がるのを止めました
この先は巨岩体で結構ハードな割に幸薄いイメージなんですが 何となくこのまま釣り上がる方が良い気になってしまったのです
で 今来た崖を降りて 見えた1匹にチャレンジ してみたのですが全く見向きもされませんでした・・・
ただしそこから少し行った所の巨岩に囲まれた狭いスポットの最終 肩の所で良い子に出逢えました
1投目のフライが流れ落ちそうでそろそろピックアップかと思った所にザバっと出てそのまま下流のプールへ落ちて行ったのですが
幸運にも針が外れる事無く ラッキーな1匹をネットに納める事が出来ました



ラッキーなまん丸パーマーク

その上のプールには数匹の影が見えていましたが やはりそいつ達は遊んでくれませんでしたが 流れ込み付近に遠投したら
3匹ほど反応してくれ その内1匹がラッキーにもネットに収まりました 



背中の青っぽいアメゴちゃん (僕曰く宮川ブルー)

1匹釣った後でも クルージングしている良型の影は消えずに居ましたので そいつを見ながらオニギリ2個で軽いランチ
やっぱり渓魚が沢山居るのを見えるだけで嬉しくなってしまいます

食後 気合を入れなおして山岳渓流に挑みますと 早速別嬪さんが小場所からジャンピングでフライを引っ手繰ってグイグイ引いてくれます
急いで近づき急いでネットで掬ったら別嬪さんは腹ペコだったのでしょう 又もフォーセップの出番です



食後の1本 移動しなくて正解

大場所小場所 釣れたり釣れなかったり釣れたり
でまあまあの大場所 リーダーキャストで先ずは手前にフライを落としてゆっくり流れるのを目で追う
最終盤 大石と大石がV字に重なりエグレになっている所に近づきフライが見えなくなりそうになると半歩前進 そしてまた半歩
フライはほぼ止まっていた そこにゆっくりと影が浮上して ”シュポ” っと小さな波紋
喰ったか? 半信半疑で合わせたら”ギューン”さっきまでのゆっくりした時の流れが破れ急にロックなリズムに
頭を振りヘッドバンキングで抗うターゲットを祈る様にロッドで耐えながら3歩前進
大石と大石がV字に重なりその下は深い! どうする? 抜くにはかなり大きい魚 しかも さっき顔を出した時に鼻先にチョンと付いてたのはフライだ!抜ける訳がない
行けるとしたら~
竿を矯めつつ慎重に前進し V字の壁面を跨いでΛ字に立ったら腰をかがめつつ背中のランディングネットを引っ剥がして流れに浸す
勿論視線は竿先から繋がる影を見つつ 落ちたら最後ワクドキだ
慎重かつ大胆に寄せたら一気にネットを差し込み ランディングは1発で成功した!

やった~来た甲斐が有った 嬉し~
暫し感慨に耽った後 スマホを撮り出し モデルさんよろしく~ と被写体を手にしたらチョン掛りだったフライは既に外れネット引っ掛かてた
先ずは証拠写真とネットの中の姿を2~3枚撮ったら 逃げられてもしょうがないと腹をくくってポーズを決めたが意外と大人しくて良い写真が撮れた
精悍な顔つき シャープで筋肉質なボディライン ピンと張った鰭 丸いパーマークに控えめな朱点
完璧! 惚れました!



これぞ 宮川珠玉のアメゴ

もういつ上がっても良いと言う気持ちと もしかして~と言う気持ち両方を持って 退渓点まで水平距離なら200m位だろうか
しかし険しい山岳渓流での遡行は慎重にゆっくりと進む 勿論そ~っとフライを投じてニンマリしながら

最終は巨石の上から大場所にロングキャストで~
見えていた良いサイズの影はやっぱり遊んでくれなかったが 腹ペコの宮川川ブルー小が飛び出してくれた
足場が高いので一旦引っこ抜いて湿ったネットで空中キャッチしたら 巨石から何とかプール側に降りて確保して写真撮影後リリース
プールを数分攻めて見て2度反応してくれたが キャッチには至らずに戻ろうかと巨石の上に戻ったら 良さげな小場所を見つけたが
ちょっと近寄りにくそうだったのでキャッチする事は考えずにフライを閉じてみた
流れ込みから徐々に流下して行き 真ん中の石影に差し掛かって3秒後 ブラインドに成っていたが派手に出たのであろう
飛沫が上がるのだけが見えたので合わせると グイっと乗った
考える事 0.2秒でラインを手繰り巨石の端まで行って えいや~でゴボウ抜き、ただ距離が届かないので一度ブラ~ンとしたらもう一回ラインを手繰ってW型空中キャッチとなった
そしてプール側に降りて水に浸してからの写真撮影
くいしん坊モデルさんは お腹がパンパンだった!



良きかな~

実はそのもう一つ下手にも気になる小場所が見えてたので、さっきの釣果に気を良くした僕は巨石の上から降りられてもう一回上がれる場所を探した
降りるのは簡単だが 上るのは・・・行けるかな?行けるだろう! そう決めて下って行き気になる直径4m程のポイントの右岸側に立った
先ずは手前の緩い反転流にフライを浮かせてみたが反応が無かったので白泡の向こう側の反転流に目標を変えたが反応なく 読みを外したかと思ったが
反転流から白泡に沿って流下させたフライが中ごろを過ぎた時 大きな飛沫と共に渓魚がジャンプ! 出た!!
乗るかそるかの空中フッキングが見事決まった様で ロッドは大きく撓りティペットが水面を切る
下流に落ちようとするターゲットにテンションを保ちながら近づき流れに1歩2歩両足を浸す
ロッドで大きく上流側に誘い左岸側の広く安定した流れに戻したら 僕は白泡の直近まで寄ってネットを外す
そしてランディングは白泡を超えた所にネットを差し込み ロッドを更に高く掲げていらっしゃ~い で無事キャッチ
やっぱり流れの有るところの渓魚は良いよね~



白泡から別嬪さん♡

やっぱり 源流部は凄いね~ 但し 林道や遡行が大変な分 男前さんや別嬪さんに出逢える確率が高い!
いつまでもこの美しい渓と渓魚が居て欲しい
そして これからもたまには来たいので僕も足腰を錆び付かせ無い様にしないといけないな~



美しきかな

家に 帰って風呂入ったら エアーサロンパスだな



本日の釣果

アメゴちゃん 沢山出逢えました



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