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2020年7月5（日） 曇り後晴れ 気温22-26度 水温18度
昨日の土曜日 津高さんが久しぶりに三重に来てfujita夫妻とOで川遊びをした
残念ながら僕は仕事で行けなかったので明日かな～と思って夜に連絡を取ったら
「今日釣りも焼肉も堪能したし明日は天気もイマイチっぽいので お昼に押さば食べましょ～」
と成ったのだが、僕の見る限り天気は悪くないしニューシューズも早く試してみたかったので 翌朝の天気次第で出撃濃厚と思いながら就寝
早朝5時に起きると 案の定 天気は悪く無いので ササっと荷物を積んでササっとOK谷に向けて出撃
７時チョイすぎに現場に着いて ソックスウエーダーの上に新品のモンベルウエーディングシューズを履いてみた
その印象は 軽い！そしてベロが上の方まで繋がってて砂とかが入りにくそうだと感じた
グリップ力は如何に
流れに降り立って ヌルの有る川岸・瀬の中は予想通り グリップせずに危険
若干ヌメル岩場やコンクリートも滑り危険は有るが想定内、まあこの位の所ならビブラムソールにピン打ちの方に軍配は上がる感じだ
釣りの方は 朝早いからだけでなくどうやら昨日苛められている様で 大場所に泳ぐ姿は見えるのだが芳しくはない
いつもなら 3匹は遊んでくれている所まで来て ようやくファーストフィッシュを手にする事が出来一安心
そして5分後にもう一匹釣れたので 時間のせいかとも思った
ようやく釣れた！
でもやっぱり調子上がらず たまにフライに興味を示す影も有ったが見切られたりするムムムな状況が半時間過ぎた時
スポットプールに浮ふらっと浮いて水面を見ている様な影を発見
姿勢を低くしにじり寄ったが ロッドを振りながらだったのがいけなかったのか影は見えなくなっていた
気付かれたのか？ ただ単に動いただけか？ 暫く待ったが変化はなかったので 取り合えず居た筈の奥側にフライをそーっと落としてみた
２度 ３度とやって見たが やっぱり出ない
やっぱり気付かれたんだろーなと思いながらも 今度は手前側の少し反転している所にプレゼンして数秒
スッと影が現れ静かに水面が窪む
クッとロッドを立てたら喰ってくれてた様で ロッドが撓る
釣れた水面まで僕の足元から１ｍは有るし 最近は食いが浅い事も多々有ってゆっくりしていたら外れるかもと言う考えが浮かぶと同時に
更にロッドを掲げて ゴボウ抜きからの空中キャッチ
ビックリしたようなアメゴちゃんをランディングネットの中に見ながら ニンマリする僕でした
気付かれて無かった～
その後も反応は薄く 忘れた頃に反応してくれても 見切られ 空振り バラシ たまに釣れてくれるって感じで
もう一匹 バシッと決めたら上がろうと思ってはいてもなかなかフィニッシュ出来ないまま いつも最終になる事の多い堰堤まで来て
左岸側で空振りした後 右岸側で ”バシッ！”と掛けてグイとロッドを曲げたので 「よ～し 上手く〆られた！」 と思ったら その２秒後フックオフしてしまい・・・
良い感じなんだけどね・・・
釣り終わりを予定していた９時半はもう回っていたが このままで竿を仕舞う気には成れず（実は３連続×××）堰堤を超えてもう少しだけ
そこでも２度の空振りを喫してしまい ダメダメな僕 釣れても釣れなくてもこの堰堤下で仕舞おうと心に決めて進んで行くと
少し下のヒラキに投じたフライに気付いた影が上流側から下って来たが 僕の姿を確認した様でフライとは違う方向に消えて行った・・・
残るは堰堤直下しかない お願いだ～ と思いながら大石の崖に上って流れに目をやると 大石の向こう側の中層に魚影が見え隠れしていた
身を屈めティペットの結節を確認し ヘアカディス＃15にドレッシングを施したら フォルスキャストは少なめに２回でシュート
あ～ショートした～ けどむやみにピックアップせずに流れ下るのを待っていたら それに気付居た影がキュッと向きを変えてフライに一直線
神頼みで硬直した僕の視界に水面を割るターゲットに 一呼吸置いてロッドを立てたら ラインが一直線に張った！
崖の上に立上り ラインを一手繰りしたらバッチリフッキングしている感じだったので もう一回手繰りつつロッドを少し倒したら
”ヨイショ！”っとゴボウ抜きして何とか帰れる～と空中キャッチ
ちょっと可哀そうだったが崖を下りるまでそのまま１０秒ほど我慢してもらってから流れに浸して ようやく安堵の感がこみあげて来た
写真を撮ってフライを外そうとしたらフォーセップが必要なほどバッチリ食っていたので 流れに降り立って最後のやり取りを楽しむことも出来たかもしれないとも思ったが・・・
そして いつも以上に熱い感謝のチューをして流れに戻ってもらったら その一部始終をオヒキ君に見られてたみたいだった
釣れてくれたよ～
計画よりも半時間遅れで竿を仕舞い 速足でハスラーに戻り 急いで家に帰る
途中で他のメンバーにメールで連絡を入れると 彼らも遅れそうな雰囲気だったのでちょっと落ち着きを取り戻し
家で釣り道具を片付けてから長野峠経由で伊賀の「松尾」に向かう
１２時１０分頃に到着したら 沢山のお客さんが待っていたので名前と人数を書いて待つことに
松尾に来たのは ２年ぶりくらいかな～知らない間に駐車スペースが３倍くらいに広がっていて結構びっくりした
そして１時間後 ようやくfujita夫妻と津高さんが到着したが 呼ばれたのは其処から更に２０分
「四名でお待ちの西出様～カウンターで良ければどうぞ～」 との声に おーベストポジションだと思いながら 席に着くと 大将が
「久しぶりですね～相変わらず元気そうで！」
と声を掛けてくれ嬉しかった～２年ぶりだけど３０年以上の馴染みなんで 昔話なんぞもしつつ料理を頼んだ
ざる蕎麦大＋天ぷら そして津高さんと蕎麦がきシェア
待ち時間の会話も楽しいし 料理も旨し
大きな声では言えないが 実は２０年程前の秋 暖簾をくぐると大将が「今日の蕎麦は旨いよ～」と自慢してきた事が有って 実際最高に旨かった
いや旨すぎて その後に此処に来てもその味には出逢えずにいたのだが 今日はそれに次ぐ位い旨いと感じた
風味 香り 食感 のど越し に加え楽しい会話が効いたのかも知れない
２時間半で釣りを切り上げ 現場から２時間走って 駐車場で１時間半待っても全然良い 来れて食べれて本当に良かったと心底思う 松尾の蕎麦でした
ごちそうさまでした
一人でふらっとは行きにくい人気の蕎麦屋 松尾さん なので
計画を立ててくれた 他のメンバーに感謝です
また行きましょう
本日の釣果
アメゴちゃん ６匹
