streamside
2033

2020年7月6(日) 晴れ 気温20-25℃ 水温17℃

今季 多分最終の木曽に向け 昨日塩ビパイプでJ-STREAMのケースを作った
今朝は54時過ぎに起き5時前に出発しコンビニに寄って 芸濃IC手前のGSでガソリンを満タンにしたら 高速で一気に中津川へ
下道を第一目的地点に向かうが手前には既に2台の車! そして当然のごとく終点にも・・・
ちょっと消沈したが停まってはいられないと 第二目的地に向かう
途中 1台の車で二人の釣り人が変身中なのを目撃し ヤバいな~と思いながらも 通称”タクシー”ポイントは僕を待っていてくれた

はやる心を抑えゆっくりと変身し 鉄分 と しるこサンド で体調を整えたら イザ出撃だ



準備した~

獣道を下り河原に出たら 若干増水はしているものの 何か良い感じ~釣れそうな気がする~

新品の5X15ftFTLDLに6Xのティペットをちょいと足し 取り合えずは茶系のソラックス#17を結んで レッツフライフィッシング!
すると5分もしない内に緩い瀬の終盤で可愛い影がフライを追って水面を割った
追い食いだったけど食べやすいサイズのフライが功を奏した様で まんまとファースト岩魚ちゃんネットに収まった
やっぱり今日は行ける~と思ったが そんなには甘く無くて 次なる出逢いは30分後だった
最初のチビちゃんは苔色だったが 今度の子は色白だ



朝の渓 朝の岩魚

その後も半時間に1匹位は釣れてくれたが J-streamが撓る程の渓魚は現れない
フライサイズを見やすさ重視で #15とか#13とかにフライを変えてみたが 特に変化はない
と 11時前 良い感じの肩の手前に着水した白系ソラックス#13に遅く反応したお兄さんクラスの影がフライと共に肩から落ちた
ここは大事に行くべきだと思い 少し下手の大石でお弁当を広げ半時間ほど場を休ませてみた



それなりには釣れてくれるが~休憩だ

フライを黒カディス#13に結び変え ゆっくりとロッドを振って件の肩の少し上を狙う・・・とと空気抵抗で全然届かなかった
修正したつもりで投げた2投目はやや左岸側に逸れたが 数秒待ったら黒い影が 読み通りターゲットは持ち場に戻っていたのだ
警戒した素振りも無く ふわ~っと横に動いて静かにフライを口にした!
一昨日おろしたばかりの J‐streamを撓らせる 岩魚ちゃんとのやり取りを楽しむ事が 遂に叶った



読みが当たった♪

更なるサイズアップを目指し 進んで行くと 良さげな反転流に差し掛かった
流れがちょっと早いかな~と思いながら投じた黒カディスが岩盤縁を白泡に向かってスーッと流れ数秒後 泡に揉まれる手前で見失い
暫く水面を探すが見当たらなかったのでピックアップしようとロッドを立てたら 重みを 岩では無く渓魚の重みだとすぐに感じ更に立てると
ロッドが大きく撓って水中に刺さったラインが白泡の真ん中へ それを少々強引に下流に誘導すると 黒い影がのっそりと付いてくる
影の大きさと竿を伝わる重みから 尺岩魚の期待が膨らみドキドキする
大きさの割に従順にネットに収まったターゲットは 尺には少し足りなかったがデップリと太った重量級だった



斑点の多い おデブちゃん

川が荒れる前は 少々の雨でもジンクリアな流れで底石も真っ白な花崗岩が多かったのですが
未だに雨が降ると濁りが入り 底石も泥が薄っすら乗って茶色っぽい
曇天のせいも有りダークなフライは以前よりも見辛く 視認性が悪いの白っぽいのに変えて見たりもしたのですが
やっぱり今日は黒いフライです



何故か同じ所にフッキング

時計が13時を回った頃 最終地点 三連の滝が見えた
一つ下の浅い目のプールで見えた20cm程の岩魚をハンティングした後 最終ポイントへ
過去に尺岩魚を左岸側の弛みで釣ったことも有り 先ずは期待を込めてやって見るが無反応だった
次は瀬の真ん中へ、小ぶりの影が底の方に見えたが浮上してこなかったが 一応流れ出しまでトレースしてみると
砂地が切れ底石が並ぶ早い流れに差し掛かってフライの流下速度が増しかけた その時
予期せぬ波紋が”�バシャ!”
反射的にロッドを立てたら幸運にも乗った そして瞬時にターゲットは上流に走った
真新しいロッドとリーダーは 早くて強いターゲットを止めるには十分信頼できたので力比べだと思ったら
踵を返し下流に走るターゲットは止められず 瀬を1段2段と下られた
辛うじてテンションを保ちながら僕も追うが 岸辺にだらしなく転がるラインが石に引掛かってヤバイ
これ以上は追えないと 2段目で力任せにブレーキをかけ勝負に
冷や冷やドキドキだったけど ブレイクする事無く何とかネットイン
これまた尺には少し足りなかったけど 美しい岩魚を手にする事が出来た



オレンジ斑点の別嬪さんと出逢えた!

でもう一匹位居ないかな~とやってみたら 左岸側でおまけの一匹も手にする事が出来
釣果上々 気分ウキウキ で三連の滝に感謝です



とっても良かったです

さて第二弾として 今朝入れなかった第一目的地へ向かいます
車が無ければラッキー 有っても腹をくくって行ってみるかと向かったら 朝の1台+もう1台居ましたが やってみる事に
林道を歩きながら流れに目を向けるのですが 足跡は見当たりません
魚の影が見えたら降りるのも有りだと思いながら二股まで来たのでそこで入渓しますと ラッキーなことに足跡が無いでは有りませんか!
意気揚々とロッドを振って進んで行くのですが・・・なかなか反応が出ません
が暫く行った所で 遂に1匹 流芯を流れる黒カディスに大石の影からスーッと横に移動した影が水面で
”パクリ”
第2弾のファーストフィッシュなので結構緊張しましたが 上手くフッキングしロッドが撓ります
陽の当たる明るい流れで幸せが舞い込んで来ました



1匹と出逢うまではドキドキします

昨今此処の流れは沢山抜かれるのか若干魚影が薄いのですが、今日は先行者が居ないのに救われた気がします
その後も ポツリポツリと釣れてくれ気持ち良い川遊びが続きます
ですが 3匹目をゲットした時 少々驚きました
写真を撮ろうと岩魚ちゃんを手にしたとき 細い蔓だと思っていた物が動いたんです! そうハリガネムシが寄生していたのです
暫く見ていると 奴は宿主が塩焼きになって喰われるとでも思ったのでしょうか 自分から離脱しました
それを確認して岩魚ちゃんを再び手に取ってフライを外そうとしたのですが バックり飲んでいて上手く外れませんでしたので
バーブレスフックを信じてティペットを切ってリリースです



ハリガネ虫は抜けたけどフライが入っちゃいました

堰堤までに見える岩魚を1匹 サイトで仕留め、堰堤を超えてもう一つ上の流れに移動すると そこにはキッチリと足跡が有りました
少々ショックは有ったのですが、来た以上は最善を尽くしましょっとやってみますと
2匹の岩魚ちゃんが遊んでくれたので 上出来です

僕の経験では 9月に成ったら釣り人が増えとっても釣りつらくなるイメージなのですが、今日は幸いでした



期待大ポイントでもサイトフィッシングが出来ました

コロナの影響で今年は地元の店とかには殆ど寄りませんでしたが 今日は寄ります
中津川なのに恵那福堂
看板の通り 栗きんつばが最高に旨い御菓子屋さんで 秋の銘菓 栗きんとんを買いました
毎度寄る店なのですが スタンプカードが電子式に近代化されたのに少々驚きです!



美味しいですよ~♡

今年も沢山の岩魚ちゃんと遊ばせて貰えて感謝です



本日の釣果 岩魚ちゃん 沢山釣れました



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