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2020年9月21・22(月.火) 曇のち晴れ 気温21-29℃ 水温18℃

三連休二日目は田舎の流れに向かおうと 朝から自宅で支度をしていたら
超可愛いヤモリ君に遭遇! 朝から楽しくなって今日は良い日になりそうな予感



おはよう~チビッ子ヤモリ君

実家に寄って仏壇とお墓にお参りしてから流れに向かう

秋晴れの良い天気 水が出て綺麗になった流れに
J-STREAMに大らかなヘアカディスを結んで気持ちよく振って行くとチビッ子が2度ほど挨拶程度に反応した
まあいつも通りだと笑いながら進むが ここぞと言う所での反応は無かった・・・
特別に濃い足跡が見える訳でも無いのにな~と思いながら大場所に
当然のごとくプールも沈黙だったけ何処かに隠れているかも分からないからと流れ込みの白泡対岸脇の小さな反転流にフライを落とし
見守る事数秒
フライが見えなくなったので一応合わせてみたら 奇跡的に乗りました! しかもそこそこ強い!!
ラッキーとラインを一手繰りしてテンションを保ちながら岩場を下流側に歩いてから流れの中にドボンと飛び込んだらもう一手繰り
背中からネットを外すと流れに浸しながらロッドを立てて ターゲットをネットに滑り込ませた

割と上の方の流れなので放流した記憶は無いのだが 朱点のド派手な花魁系アメゴちゃんがネットに横たわった



光と影のステージからド派手アメゴちゃん登場

入渓すぐはいつも通りだと思ったが この出会いは予想外 ヤモリ効果で嬉しい誤算だ
直ぐ上の好ポイントでは いつもの様に空振りしてしまったが、その上の小場所の反転流
予感を持ちながら投じた1投目 今度も明確なバイトは見えなかったが波と共に消えたフライ その一瞬を見逃さずラッキー2匹目
小場所の割に良い娘に出逢えた



やっぱりこの色目の娘が好き

今日はこういったポイントに居るんだ 読み切ったつもりになったけど 実際のその後はそうでも無かったし
濃くは無い足跡のせいか その後 1時間以上は薄い反応と乗らないイケズな時間を過ごし
11時過ぎにようやく3匹目 そして4匹目
9月後半の三連休二日目にしたら上出来 それより何より天気が風が流れが心地良い



アメゴちゃんはゴンズイ?の咲く流れに居ました

お昼は家に戻り 朝マックスバリューで仕入れて来たお寿司で母と頂き ビールを2缶開けたので暫しお昼寝タイムを過ごした後
午後の部は昼に上がって来た所から再スタートです

午後ものんびり良い気分で釣り上がって行きますが、いかんせん反応が薄いので思った以上に前進してしまいます
朝から変更なしのヘアカディスに たまに反応してくれるのですが なかなか乗ってくれません
14時過ぎに ようやく1匹
緩い瀬の真ん中から”ポコッ”と出てくれて ありがとう!って感じでした



小さくても嬉しい!

その後もササっと釣り上がり 大場所で1度空振りをした後の倒木ポイント
これまた何故か無垢な反応でフライを吸い込んでくれたので ホイッと合わせたら”グイ~!”っと良い重み
ただし一旦下流に向かったターゲットのせいで ティペットが倒木に擦れたので大急ぎで走り寄り ラインを手繰ったりロッドを揺らしたりしたが・・・
終わった! そう思いながら倒木に掛かったティペットを右手で外してちょっと引っ張ってみたら 生体反応が有った!!
どうやらターゲットの方も終わったと諦めて底石の隙間に身を隠していたようで ティペットを引っ張ったら一瞬スルっとした感触の後グイグイと引っ張られた
こうなったらフライマンなんて言ってる暇はなく 今度は左手そして右手でティペットを手繰ったら 空いた左手でネットを差し込み手釣りフィニッシュ!
ババ~ンと太った 良型の奴をどうにかこうにか手中に収める事が出来た



今日一番のラッキーアメゴちゃん♡

期待できる ポイントはまだ数か所以上有ったが
橋の手前プール 良い感じでヒットさせた奴が 痛恨の合わせ切れ と言うか 合わせて重みをグイ~っと感じた所で ああぁ~
その後は堰堤までやってみたが ダメでした

時間はまだ早かったので もう一本逆転の発想でショボい流れに向かったけど ここも渋かった
反応は薄く 出てもフッキングしないまま小一時間経った時 奇跡的に警戒せずフライを咥えてくれた1匹が居たので 救われた
そこから半時間 ここも堰堤までやってみたが 2匹目には出逢えなかった



ショボ沢の救世主 ありがとう

連休3日目
曇天の朝 昨日入らなかった チョイ下目の流れからイワイIDでスタート
フライはヘアカディスをチョイスしていたが2度見切られたので 小さめのソラックス#17に結び変えたら 待望の1匹を手中に
緩い目の瀬 いかにも渓魚が付きそうな沈み石の頭からゆっくり現れてくれ 素直にフライを口にした
ファーストフィッシュは空中遊泳を経験しランディングネットに収まった

写真撮影しようと瀬脇の弛みに浸すと そこには小さなカディスと小さなカゲロウが浮かんでいた



選んで食べているんだろう!


フライパターンを掴んだ気になったけど その後はやっぱり渋い
頑張ってもう一匹と進んで進んで 10時過ぎ何とか釣れた2匹目を機に移動する



ちょっぴり切ない秋

右股の最初のプール 下手から中盤は怪しい反応だったので合わせず 流れ込み
フライが着水したと同時に底からダッシュで上がって来た影が派手に水面を割った
咄嗟に合わせロッドが撓った感触は ”来た!結構いいサイズ!!” 寄て来る際もまあまあのファイトだ
が いざランディングとネットを差し込もうとした時 若干の不安 色目が宜しく無い
そうです この時期にして鰭丸の放流魚が釣れたのです
嬉しいような 悲しいような
釣り人の攻勢をかわし 今日まで釣り上げられる事無く過ごしてきたのでしょうが 何故かシーズン最終に我慢できなくなってフライに飛び出してしまったようです
腹ペコだった彼は フライをガッポリ飲み込んでいたのでフォーセップで外そうと2度だけやってみたのですが外れなかったので
ティペットを切って 生きろよ~とリリースしました



頑張れ鰭丸君

釣り上がって行くとチビッ子反応が2回有りましたが乗らなかった後
今年はカワムツ君しか釣れていなかった大場所 右岸岩場からサイドキャストで倒木の下を狙います
一投目はプール真ん中に着水しましたがゆっくりと流れるフライをチビッ子カワムツが突っつくような反応しか有りません
奥の流れ込み辺りも探ってみますが無反応
左岸際を狙いカーブを掛けてプレゼンする事3回 諦めかけていた時に”ポコッ”と反応が有ったのですが
油断していたのでラインはゆるゆるで合わせも遅くてやらかしたと思ったのですが 更にラインを手繰ってみるとテンションが掛かりました
こんなにどんくさい対応でも咥えてくれているのは 本命では無いと思いながら寄せてくると
右手に伝わる感触と水中でキラッキラッとヒラを打つ姿で もしや!と思ってからちょっと真剣になり慌てて岩場を下りて流れの中に向かいます
更に寄せると クリアな流れの中にパーマークを纏った本命の抵抗する姿
大きくは有りませんが 遂にこのポイントで~と言うのも有って嬉しい出会いが叶いました



居てくれた♪

僕は殆どのフライをティムコさんの103BLで巻いています
なんちゃってロングリーダーティペットでやっているのでバシッと合わせられない事も多いのですが このフックだと刺さりが良いと信じていますし
ヒレ丸君にフライをプレゼントした直後の真新しソラックスだったので更に良かったのだと思います
まあ偶にはフッキング後外れる事も有りますが基本大丈夫ですし ネットインした後で勝手に外れてくれるのも嬉しいですね

反応は相も変わらずでしたが 暫く行ったら 2匹目の鰭丸君がヒット
今度は飲まれ無かったので リリース後 フライをドレッシングして更に上へロッドを振って進みます

釣れない時間が半時間以上続き 上がろうと決めていた堰堤まであと150m程
上流側から一直線に下って大石の脇で白泡が消え徐々に開いて行くポイント
駆け上がりに投じたフライが良い感じに揺れている時は何も無かったのだが ティペットに引っ張られ速度を増して下り始めたら 上流側から影が追った!
が時すでに遅しである・・・
ピックアップしたフライをドライシェイクスプレーで浮力マックスにして さっきよりやや上流側にプレゼンすると
駆け上がり辺りで一瞬影が動いたが水面を割ることなく 「やっぱり2回は出ないよな~」 そんな感じだったが未練のキャストを繰り返す
更に上 大石の横にプレゼンしたフライが流れに乗って下って来ると諦めていたはずの影が 又も上流から下流に向かって追っかけてきた
またもティペットに引っ張られフライは速度を増し水面下に このパターンかと思ったが 今度は影が追いつき向きを変えた様に見えたので
”お願い!”
っとロッドを上げた見たら 奇跡のフィッシュオン!!竿が撓ったところでラインを手繰りながら2歩ほど前進し更にロッドを掲げてゴボウ抜き
最初の影と 同じ子かどうかは不明だが やる気の有る奴が居てくれて本当にラッキーだった



ラッキー腹ペコで居てくれてありがとう

竿仕舞いの堰堤下では奇跡は起こらず 予想通りのカワムツ君に遊んでもらっただけでしたが
秋の3連休 十分に楽しい川遊びでした



二日間の釣果
アメゴちゃん 13匹



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