streamside
2038

2020年11月1(日) 晴れ 気温5-15℃ 水温10℃

紅葉シーズン到来!
バタバタしていた仕事も一段落したんで ここは天川に行ってリフレッシュするしか無いよね~
っとfujita夫を誘って 紅葉狩り&虹鱒フィッシング

6時にfujita夫をピックアップして名阪国道から天川村を目指す道中は左程紅葉は無かったが天気は最高の朝
漁協で券を買って10番11番だったので「意外と少ないんですね~状況は?」って問うと「厳しいです、、、頑張って下さい、、、」って事でした

釣り場に向かい上流に進むにつれ紅葉は鮮やかに色を発し僕たちの気分も高揚して来ます
メインは紅葉狩りだけど 2~3匹は釣りたいよね~と気弱な目標を立てながら 駐車ポイントに



美しい流れです

変身しつつ 流れに目をやると 魚はある程度居るが例年に比べて多くは無い
瀬の中には活発に動きやる気の有りそうな奴も居るので何とかなるべ~とタックルをセット
僕は「厳しい」の声を聞き 本気モードのJ-streamに6.5Xティペット+#17ソラックスダンと言う 普段の渓流スタイルでやる気の有る奴だけを狙う
下流に向かい大岩の上に立つと 緩い反転流にボーっと浮かび時折ゆっくり動く影が居たので 気付かれない様に遠い目からチャレンジ
まあまあ風が吹いていて思った所にプレゼンできない数投でも逃げずに居てくれたターゲットに対して 遂に良い所にフライを置くことが出来た
お願いしながら待つこと数秒
ようやくフライに気が付いた様で ゆっくりとした動きで近づいてくるターゲットを固唾をのんで見守っていると水面に小さな波紋
”食った!”
ロッドを上げると バシッと乗って竿が曲がる~
さて何処でランディング?岩を下って下りるのは厳しい、抜けるか??抜けるだろう! と強引にゴボウ抜きして後方の水溜りに確保
幸先良し!



釣れるじゃ~ん

1匹を手にして沈める釣りのfujita夫追いつつ 小場所にフライを投じて行くと 又反応が有った
バラシはしたが 厳しいって言ってたけど意外と釣れるんじゃない?なんお気楽なて思考が浮かんで来た

二人で前後交代しながら釣り上がる事1時間 魚は見えるが釣れない・・・fujita夫に至っては当たりすら無いようだ・・・
僕の方は稀に”プチっ”と反応するが乗ってくれないので フライを黒系のソラックスに変えてみたら速攻で~***ちゃんが釣れてくれた
プチっと反応は釣ってはいけないネイティブちゃんだったのね

その後も虹鱒君の活性が上がることなく11時 早飯ににする事にして一旦上がりです



良い天気の中 食べた事のないカップ麺にチャレンジ

午後は二人とも気分を変えて(僕は余裕で)タックルを変えてチャレンジします
僕は従兄にもらった謎の5番 よく見ると小さな字でwetHanson 7 1/2 4/5wt って書いて有る ハンソンの7.5ft 4/5ラインって感じのロッドを組んで
フライは自称尺岩魚用 ブラックカディス#15を結び トンネル直ぐ上の見える虹鱒を狙いに行きます
大岩の上に立ち 水面まで3m 直下の流れに見える数匹を狙ってフライを落としフリッピングでラインを送って行くと 
”ザバ!”一投目でジャンピングアタック
油断なく合わせHansonロッドが撓り 流石ブラックカディス読み通りに良い仕事するね~と思いつつ
こいつは流石に抜けないから岩場を下流側に降りてランディングだなと竿を矯めつつ移動し始めようとした瞬間 フックアウト
残念だったが 1投目でこれなら希望は持てると 岩の上からチャレンジを再開し 狙える範囲の上手から下手までやってみたが 荒らした後では反応を得られなかった
チャンスはまだある 上流側に岩場を下りほぼ水平方向にキャストし数投目で1匹掛けたが今度は秒でバラシた
フック周りがおかしいかもと点検するが異常はない、とするとこの竿での合わせが悪いのだろうと反省しもう一回前を向く
流れ込みに投じたフライが割とゆっくり流れ最初の沈み石の手前に来た時”モソッ”と来たので合わせ3度目のヒット 今度はしっかり乗った感じでラインを引いて
数秒間は繋がっていたのだが またまたブレーク・・・何がダメなの?

傷心&未練で流れ込みの左の弛みや右の反転流をやってみましたが 反応は有りません
沈めるフライに変えて今来た所をとも思ったのですが 反応良のブラックカディスで釣り下ってみる事にしました
水の中に立って真横の流心にフライを投じダウンに流して行くと 2匹目バラシポイントで”ガボ”っと来ました
ロッドを立てるとしっかり乗った感は有りましたが更に強引ラインを手繰りつつ2歩ほど後退
水中で力強く抗う虹鱒君 ラインを手繰って1m程寄せると1m程逃げる ラインを抑える中指が熱くなり快感
鬼門の10秒はとうに過ぎ今度は捕れそうな気がして来て 更に寄せたら背中のネットを外して流れの中に差し込みつつロッドを立ててランディング
と同時に頭上の道路から拍手を頂いた! 老夫婦が一部始終を見て居てくれたようだった

ネットに横たわるニジマス君を眺め 口元にバッチリ掛かっているブラックカディスを信じて良かったとしみじみ思った
写真を撮ってリリースしたら足元にキリギリスが浮かんでいて もしかしてこんなフライが有れば爆釣りなのかとも思ったが
湿ったブラックカディスを再度ドレッシングしもう一回流れに対峙する
派手に荒らした流れでは流石に反応しなくなったので 大岩の上に戻って最初にバラシタ辺りをやって見るとすぐに1匹が反応したが乗らなかった
それでも十数回キャストをしたら 気の良いニジマス君が釣れてくれ 今度は岩場を下りランディングする事も出来た
3バラシ2ヒット 朝の釣りとは比べたら楽園の様な様変わりだ



午後一 良い事有りました

半時間以上一人で楽しんだので一旦道路に上がって上に行ったfujita夫を追いかけますが中々見当たりません
途中 釣り人を4人ほど見かけましたがまだ居ません そのお陰で可愛い鹿を見つけました



奈良県の鹿バリケード!

結構上まで来てようやく合流 「どう?」って聞くと 「釣れたよ~朝全く当たらなかったけど午後は良い感じ~」との事なので
二人並んで 紅葉の渓を釣って行きます



良い秋です

時間も良いのでしょうが 朝の下流側より午後の上流側の方が魚影も多いのが幸いしている様で
ドライの僕にも ウエットの彼にも蓬莱虹ちゃんが遊んでくれます



CAPRASで~蓬莱 by fujita夫

上流は瀬が多く 沈める釣りでは狙いにくいポイントはドライでのチャンスも多く
彼の後でもドライで釣り上げる事が出来たりすると”マジで!”って眼差しで見られますが これも快感
当然先行で行かせて貰った時は ササっと決めて ”どうだ♪”って見栄を切ってみたりも出来る 余裕です
それもこれもブラックカディスが大当たりしたからだとは思いますけどね



釣れ釣れモード発令中!


偶にチビッ子***が釣れてくる中 釣っても良いチビッ子蓬莱君が釣れました
このサイズ この色目 最初はハヤかと思いましたが 鱒でした



可愛い~♪

14時半 ほぼ終点までに十分楽しんだ二人
「ここをnishideさんにやってもらって上がりましょう」とfujita夫に譲ってもらったポイントは緩くてフラットな浅いプール
中央に2匹ほど見えていた影に照準を絞ってやって見ますが やる気なく何処かへ消えて行ってしまったのでさざ波の流れ込み付近にキャスト
あんまり釣れそうな気がしない中 彼と会話をしつつ視線の端っこでフライを見ていたら”モコ”っとしたので慌てた
ロッドを立てて2~3ほ後ずさりしたら まんまと乗っていた
「危ね~喋ってたら空振りするところだったよ~」と笑いながらラインを手繰るとターゲットはジャンプジャンプ
「お!久しぶりに虹鱒ジャンプ、そうだリールファイトしよう」そう言って弛んだラインを巻いてワザと”ジージー”逆回転の音を彼に聞かせたりしてたら またジャンプ
ラストポイントでサービス精神旺盛なレインボーと遊べて楽しかった



ラスト蓬莱虹君

午前はどうなる事かと思った秋の天川冬季釣り場でしたが、終わってみれば笑顔の二人
紅葉を愛で虹鱒と戯れた一日の〆は黒滝に行って コンニャクを食べましようって事で向かったのですが
残念ながら 売り切れ!
僕は名物?”いのししコロッケ”を頂きました



秋の天川を満喫♪

やっぱ自然渓流は良いわ



本日の釣果
fujita夫  4匹
  僕   9匹+α



inserted by FC2 system