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２０２１年８月１日（日）　晴れのち雨　気温23〜25度　水温17度

半月前は雨ばっかりだったけど　良い天気が続き毎日暑いです
今日も朝から晴れて暑そうな気配 & 天気予報では雨も有るかもって感じでしたが　久しぶりにM川源流部にアタックしてみた

この源流部も人気が在り　５割以上の確率で誰かが居るので今日は結構早く出て８時半には駐車スペースへ
幸運にも先行車は無く　落ち着いて準備をして行きます
町場と違ってやっぱり涼しい　朝は２３度でしたが虻はそこそこ寄って来て若干うっとうしい中で合羽など忘れ物の無いのを確認し崖を降ります
タックルをセットし大らかな気持ちでヘアカディスを結び　流れに向き合います
良い天気&良い水量〜　とっても気持ちよさそうな流れに気楽に行こうとロッドを振ってフライをプレゼンして行きます
が　思った以上にシビアです
最初の２匹は見に来て帰って行くし　次の１匹はヒットするも数秒後に帰って行くし
反応は多いのに・・・10分経過した所で　大らかな釣りは一旦止めにして　6.5Xのティペットを継ぎ足しフライをソラックスダン＃17に変更し
さっき見切られた流れの筋にプレゼンして３投目　突然 ”ガバッ” と来てロッドが撓りました！
さっき見切って帰った奴なのか？　別の奴なのか？　ファーストフィッシュを早く手にしたいとラインを手繰りますが　結構強い引きですのでゴボウ抜きはせず
徐々に距離を詰め流れに膝まで入ったら　カピカピな背中のネットを引っ剥がし流れに浸しふやかしてたら　片膝を付いてお迎えです
ロッドを更に高く掲げネットを水中に差し込むと　キラキラしたアメゴちゃんが大人しくネットに収まりました



源流の宝石です

何枚も写真撮影をさせてもらって　お別れのチューをして　流れに戻ってもらい　小さくガッツポーズ
水温を測りつつ　ガッポリ喰われていたフライのヌメリをふき取り　ドレッシングをしてから前進です

もうパターンは掴んだ　この後は釣れ釣れだな〜とほくそ笑んだのですが　やっぱりそんなに甘くはなかった
見切られるわ　バレるわ　一筋縄では行きませんでしたがヘアカディスよりはフッキング率は高いと信じてロッドを振ります

ヒラキ等安心して捕食出来るポイントでのキャッチ率は低く　流れ込みの白泡脇とか　まさかの小場所とかから飛び出してくれる子は高確率です
原種っぽい子が釣れてくれるのですが　何か全体的に痩せています
目立った足跡は無いのですが　渋い反応と痩せた体型を考えると　いっぱい抜かれてしまっている様な気がします



原種っぽい！

水量は良い感じ何ですけど　やっぱり夏なんでハッチが殆ど無いのが原因なのかな〜
いやいや　やっぱり人的プレッシャーの様です　足跡がクッキリして来たし　ポイントに近づくだけで魚が走って逃げて行きます
なるべく遠い目からのアプローチを心がけると　時折心優しい渓魚が水面を割ってくれる
結構シビアな川遊びになって来ました



左　原種っぽい！　　右　今風！

ある程度釣ったことも有って　キャッチ率が落ちても良いから　少し大らかに遊びましょ　フライをヘアカディス＃15に結び変えて進みます
案の定　見切られる事も増えましたが　この区間では余りドキドキが起こらない気がして　ササっと釣り上がって行きます



ヘアカディスでも

11時40分過ぎ　一旦上がって林道へ
イワタバコが咲き　アサギマダラが飛んでいました



紫の花は撮り易し　　飛翔する蝶は撮り難し

崖を上り　林道を歩き　崖を下って流れの脇へ
フラットな岩盤の上に腰を下し　ベストからお茶とおにぎりを取り出してランチタイム
その間　雲行きが少し怪しくなって来たので　急ぎ食し立ち上がって進みます

こっちも朝と同じくらいシビア〜
午後の1匹を手にするため　フライをソラックスにチェンジして　ふ〜釣れました



可愛らしいアメゴちゃん

朝と同じくらいと思ってたけど　進むに連れ朝よりシビアだと思い初めました
そして　空は暗くなり　遠くでゴロゴロ鳴り始め　時折パラっと振ってくる様になりました

一つのポイントに２〜３投で　早足の釣りに移行して行ったら
左岸の崖から小さな滝の様に水の落ちるポイントで　やらかしました　今日一番デカかったけど　ドキっとして３秒でシュン太郎です

退渓点に到着した頃には　ゴロゴロが近づいて来ていましたが　少し上のプールで〆ようともう少し行きますが
プールでは見切られて・・・このままでは終われないともう少しだけ進みますと
１３時２８分　１３時３０分　と２連続！　あれこの先にすすんだらもっと良くなるのかな？
とも思いましたが　安全第一で竿を仕舞いました



ラストフィッシュ〜

う〜ん　源流なのに厳しい夏の1日でした



本日の釣果　：　　アメゴちゃん　１８匹