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２０２０年８月６月（金） 晴れ 気温21-29度 水温17度
暑い夏日が続いています そんな週後半に暇が出来たので 一丁木曽へ行ってみようと早起きして高速に乗った
平日と言う事も有って 渋滞も無くめっちゃ早くに到着した目的の車止めは貸し切り
ゆっくり用意したら Eバイクに乗って更に奥へ
バイクを停めて立ち木にチェーンロックを掛け 少し歩いてから竿を組んでリールをセット 夏だから大らかにヘアカディス＃１５で行きます
まだ8時前と早かったので いつもはスルーする堰堤下も叩いて見たら早速1匹のチビッ子岩魚が釣れた
早朝でもＯＫだね〜と思いながら ランディングネットで掬って見ると チョット変です胸鰭が有りません
こんな奥で放流魚？ いやたまたま奇形なんだろうか？ そう思いながら更に釣って行くと
堰堤の上まで胸鰭の無い子ばかり ３０分で５匹も釣れてしまって・・・
岩魚ちゃん達には申し訳ないけど 爽やかな朝の気分に若干のモヤが掛かった様な 寂しい気持ちになった
放流魚がわんさか・・・
プールの一段上 流れ出し脇 大石で流れが緩く成ったポイントにフライを浮かべて見たら影が浮いて来たけど
流れに引っ張られたフライが横スライドしてしまい食わせれず
もう一回出るかもとキャストしたが又もやドラッグで失敗
まあまあ良いサイズだったのでもう一回チャレンジしたら 今度は上手く食わせられたけど
心なしか引きが弱く感じ ３度も出るんだからこの子も鰭が・・・と雑に寄せてササっと掬ってみたら
あれ！鰭ピンじゃん！！
嬉しくなって何枚も写真を撮りつつ もしかしたらさっきのプールで放流君エリアを脱したのかも知れないと思った
待望の鰭ピン！
ちょっとやる気になって 次のポイントを探ってみたら すぐさま反応しロッドが撓ったけど・・・鰭が・・・
しかしながら放流君は徐々居なくなり ようやく木曽の渓本来の釣りが出来始めた
フラットな瀬脇 転石に流れが絞られ少し遅くなった流れ
普通に釣り上がって来て ２投ほど投げたけど反応も無かったのでザブザブ近づいて行ったら
流れ出しに陣取って右に左に揺れてる まあまあの影が居た
距離は３ｍ程だが 奴は僕に気が付いていなかったみたいなのでさっきも投げたけどもう一回チャレンジしてみる
良い所を流れたのだが 反応しない
こんな所に陣取り左右に揺れて居る奴が食い気が無いとは思えないので 再チャレンジ
距離が近いので逆に思った所を流せず 何投目かで良い所に入ったらちょっと近づいて来たけど帰って行った
う〜ん どうした物かと思案したけど 一番簡単なポッカリフライ作戦 パウダーでシャカシャカしてでやって見る
と作戦が功を奏したようで 何の疑いも無い様にフライを喰った
浅くて近距離だったので グイっと寄せてササっと掬ってみたら 意外とデカかったので測ってみたらジャスト尺
白い流れに白い岩魚だったのでまさか尺有るとは思いませんでしたよ
得した気分♪
平日に木曽の岩魚に会いに来て 尺も釣れたしもう気が楽楽
一服しても良かったが 流石にランチには早すぎるのでそのまま行く
良い天気 良い流れ 良い感じに釣れてくれる岩魚ちゃんに何度も頬を緩めながら 流れをザブザブ遡って行く
張り出した木々の隙間から木漏れ日が水面に落ちるポイント
サイドキャストで枝を避けフライを投じて行く
ロケーションは良いのだが 光と影が交差してるので何度もフライを見失ったが
先ずは手前の光の中で キラキラ光る可愛娘ちゃんが現れ こんにちは〜
チョット進んで真ん中あたりの影から 男前君が こんにちは〜
ロッドを立てると枝にぶつかるので斜めにロッドを引いてのファイトには 少し気を使いましたが 良い感じで釣れましたよ
良いわ〜 (^^♪
今日は瀬の日の様だったが 今度は巻きで釣れてくれた
真夏の木曽のイメージは 巻きに見える影をハンティングして行く
と言ってても 去年今年とそんな風な釣りにはあまりならず 居るかな〜で流して 時折釣れてくれる感じです
今日もそうでした
右側の巻きで一匹
若干反応が悪くなって来たし 11時を過ぎたので もうランチにしても良いだろうと ベストを脱いで大休止
小用を済ませ おにぎりを食べてお茶を飲んだらあくびが出たが 昼寝したら寝入ってしまいそうだったので
ティペットとフライにチェックを入れドレッシングして立ち上がった
木陰でランチ
真昼になって岩魚ちゃんも石裏で昼寝に入ったのか 反応は良く無かったが
大場所のプール
下手から順にやって見たが何も起こらず徐々に上へ 左岸際の岩盤最終に何かが見える気がしたので目を凝らした
細長い影が揺れている様ないない様な？ 魚？ 木の枝？
ヘアカディスにドレッシングをし直し 2度のフオルスキャストで狙いを定めてシュート とと 短かった
そーっと２歩ほど前に出て もう一回 若干のカーブで今度は上手く行って 岩縁の流れをゆっくりフライが流れて行く
が 動きはない
枝なのか？そう思いながら２投目３投目 フライと影をじっと見るが変化が無い
多分枝 そう思って投じた４投目は 影の直上にのポトリと落ちたら 今まで動かなかった影がゆっくり浮上して来るでは有りませんか
着実にフライに近づく影は疑うと言う事を知らない様で ゆっくりとした動作で水面に口を近づけるとフライは吸い込まれるように見えなくなった
一呼吸置いて竿を煽ると ズシッとした重量と同時に異変に気付いたターゲットが逃げようとする力を右手に感じた
白泡の方に向かってグイグイ行こうとするが数秒間ロッドで耐えたら 少し大人しくなったので ラインを手繰りつつ徐々にターゲットに近づいて行く
ロッド＋ティペットで３ｍ程までの所で足場を固め イザ勝負と竿を立てるとさっきまで大人しく待っていてくれた奴も勝負とばかりに力強く抗う
右に左に振られ そして時にはラインを引き出しては手繰り 至福の十数秒を楽しませて貰った後
頃合いと竿を立てネットを水面に差し込むと 観念したのか奴はネットに大人しく滑って来た
木でなくての岩魚だったよ！
釣れてくれた岩魚ちゃんは スリム系の３２ｃｍ 何と今日2本目の尺岩魚
肌の色艶からの感じだと まだまだ若い個体の様なので もう一年したら４０ｃｍ超えるかも〜
何枚も写真を撮って 来年また逢おうね〜と言って チュウしようとしたら拒否され流れの中にゆっくりと消えて行きました
いや〜出来すぎ出来すぎ
頑張ったブラックヘアカディスにもうひと頑張りしてねとドレッシングを施し更に上へ
最終ポイントの滝下プールでは何も起こりませんでしたが 途中何匹かの岩魚ちゃんが釣れてくれたので 大満足で戻ります
釣り上がっていいる途中で気が付いていた 何日か前の足跡は 僕と同じ様なドット模様のゴム底さん
三重県にも咲く イワタバコ
危険生物 マムシさん
釣れそうに上を向いている放流ポイントの岩魚ちゃん達
の写真を撮りつつ 岸辺を下って戻ります
色々 豊かです
Ｅバイクに跨り 林道を下って行くと 沈下橋の袂に 結構良いサイズの影を見たので そっと流れに下りてフライを投じたら
１発でした！ 帰りがけの駄賃ゲットだぜ〜♪
食いしん坊でした
下って来て １４時前〜２つの区間をやってみましたが 釣れたのは下だけ
大きな魚をこれ以上釣ると悪いので キラキラ光る流れで７〜８寸の岩魚ちゃんと戯れ
１５時０９分 竿を仕舞いました
夏の岩魚ちゃん
思う存分楽しみ晴れ晴れとした気持ちで Ｅバイクで戻って行く
気持ちがゆるんでいたのか ギャップを見落としお尻にゴツンと来たのは分ったのですが 暫く走ると何だか変で降りて見たら リアタイヤがペッチャンコ
いっぱい釣り過ぎた罰が当たったのかも〜
パンクだ ( ；∀；)
１キロ以上の道のりを押して戻りながら 今日一しんどいかも〜と言いながらハスラーまで
この駐車場所は 脇からの細流でソックスウエーダーやシューズを洗えるので重宝します
冷っとした流れに素足を清めると 汗もひきます
さーて家まで安全運転で帰ります トラブルはもう要りません
本日の釣果 ： 岩魚ちゃん２９匹（内６匹放流君）
