streamside 2217

２０２２年5月２２日（日）　曇り　気12-15温度　水温９度

先週に続いて今週も三重の釣り友と行く木曽の流れ　今日はオケちゃんと岩魚釣りに向かいます
９時前に第一目的地に向かったけど　今日は先客有りだったので方向転換してもう一本の渓に向かってみたが
その最上流部にも車が有ったので　空いていた下手に戻って変身してロッドを振って行きます



良い感じですよ～

反応は有るけど乗らないまま暫く進むと分流になり　彼にメインの右岸側を譲って　僕はチョロチョロ流れの左岸側に
チョロチョロとは言っても　過去に何度も釣れている、と言うか釣れなかった事の無い流れで
浅い瀬でチビッ子岩魚ちゃんを手にし安心した数分後　１ｍ＊１.5ｍ程のポケットで先ず先ずの２匹目をゲット
上出来だと思いながら　流れが１本に戻る所まで先に着いたので　オケちゃんが来るのを待った



たいてい居てくれるポイントです

合流して「どうだった？」って聞いたら　「小さいけど２っ３っ釣れたよ～」って言うので安心し　更なる渓魚　更なるサイズを求めて進んで行く
この流れは堰堤と堰堤に囲まれた１ｋｍ程の短い区間だからか　割とフラットで大場所は殆ど無い
ボウズを喰らったことはここ何年かは無いが　尺を超える岩魚は見たことも無いんですが　尺アマゴ（タナビラ）は掛けた事は有る
ビッグワンが居ない訳は無いので油断せずにロッドを振って行きましたが
奇跡は起こらず　それなりに数匹ずつの渓魚と戯れた１１時半まで午前の川遊びを過ごしました



岩魚はそれなりに釣れて　タナビラは稀に釣れます

正午ごろ　朝一の第一目的地に戻ってみたら　空いていたのでそこでサッとランチを食べて午後の部へ
早いタイミングで浮いてる魚を見つけたけど　僕のヘアカディスをチラッと見て何処かへ消えて行った
それ以降薄くて偶にしか喰わない反応に”あ～”とか言いながら１時間以上が過ぎた



良い流れなんだけどな

１４時２０分頃　アピール力重視で相変わらずヘアカディスを投げて釣り上がって行く僕
それなりな４ｍ程の緩い瀬を　下手に３投　中盤に３投し　流れ込みに１投し２ｍ程流したその川底に影が！　デカイ！
さっきも３投したし　今も頭上を通過した筈なのに見向きもしない
けど逃げて行かずにそこに居る・・・・声を出さず小さめのアクションで”オケちゃ～ん”と手振りで呼んで　近くに来てくれた所で小声で
『デカイの居る　尺上　僕のドライは無視なのでオケちゃんの沈めるシステムでやって見て』
と伝えると
『どこ？何処？』　『あそこアソコ』なんてやり取りの後　ポジションを決めてシュパっと投じる
横目に見ていた僕は　”奥過ぎるんじゃない？”　っと思いながらも見ていると　マーカーがゆっくりとターゲットの頭上を流れ過ぎ
”あ～駄目なのか”　そう思ってから２秒ほど後　水中の影が少し動いた　その瞬間　オケちゃんがロッドを煽ったと思った瞬間
水底の影は慌てたように尾鰭を振って走り出し　オケちゃんのロッドが大きな弧を描いた！
.彼独自のマーカーニンフィングが狙った尺岩魚をハントした瞬間だった！
”お～やったやった！”はしゃぐ僕とは違い　クールにやり取りを行い　ササっとネット・・・入らない、デカすぎるのか！
再チャレンジ　再々チャレンジで上手くネットで掬った所で　オケちゃんの笑顔がキラッと光った



オケちゃん納得の尺上（３３ｃｍ）岩魚

がっちり握手してから１５分後　ようやく僕のヘアカデスにも岩魚ちゃんが釣れてくれくれたので
”あ～やっと釣れた　ネットネット”と背中を探ったけど？？　ドローコードなら掴めるかと探ってみたけど？？？
取りあえずハンドランディングで岩魚ちゃんをキャッチして写真を撮ってリリースしてから　もう一回ネットを探るが・・・
ベストを脱いでみたけどやっぱり無い・・・



ここでネットの無い事に気がつく

オケちゃんに『ランディングネットを探して来ますね』と伝えたら　『一緒に探すよ』って良い人だ
釣り上がって来た記憶を逆回しで戻りながら　多分小用を足してベルトを外した中盤辺りかなと思っていた所に無かった時は大分焦った
下って下って　『有った～！』　何と午後一に見えた岩魚を狙ってた立ち位置の脇の枝にぶら下がってた！
本当に良かった　ほぼ諦めてたけど　こんな風に↓待っててくれるなんて漫画みたいでしたね



有ったよ～オケちゃん～

ネット探しの旅に２０分程掛かったけど　まだ１５時前　もう一回さっきの所まで戻って釣りを再開すると
善行を川の神様が見ていてくれたのか　ラスト堰堤で彼にも僕にもキラキラした岩魚ちゃんが釣れてくれたので　気分よく竿を仕舞う事にしました



堰堤下でフィニッシュ

今日もいっぱい楽しみましたよ



本日の釣果　：　　二人で　十数匹