streamside 2227
２０２２年７月２８日（木） 雨のち晴れ 気温２７度 水温２１度
五月末に急逝してしまった ＭＩＥ ｕｎｉｖ の山本氏のフライ用品を使ってあげて欲しいと連絡を頂いてたのを 本日ようやく取りにＯ川漁協に伺えた
マテリアルなどを段ボール一箱貰った中に 103ＢＬの新しいフックが有って
「2年ほど前にバーブレスのこれが良いよ」と勧めたのを真摯に揃えていてくれたのが嬉しく 彼の人柄の良さなんだろうなと思った
朝10時現在 雨がシブシブ降ってたけど 川へ行こう 雨の凌げる東屋の有る唐子に
林道を進んで橋を渡って暫く行ったら車が1台止まってて 平日だけど居るな～と思いながら奥の定番の所へ向かったら
その手前で釣り人発見！ 結構な距離を釣り上がって来てる！と驚きつつ そこはパスして一気に東屋まで行った
東屋に来たのは正解で 雨の中でもゆっくり落ち着いて変身と道具立てが出来たので 最後に合羽を羽織って流れに向かった
ちょいちょいと小場所を叩いたら 橋下のポイント
流れ出しに居る事が多いので慎重に数投してみたが反応はない
橋脚回りは浅く緩い流れになってるので期待薄だと思いながらポイっと投じて数秒待ったが変化が無かったのでそのまま前進 視線は足元そして前進後流れに目をやると
フライが見えない トッドをちょっと立てて見たら何か乗ってる感じ？ カワムツだろうなとラインを手繰ると良型が水中でギラっとした
一瞬ドキッとしたけど 直ぐにピンときた ”放流君だな” そしてササっとキャッチしてみたら案の定 胸鰭の無いアメゴちゃんがネットに収まった
何にせよファーストフィッシュをゲットしたので一安心
雨も小ぶりになって来たので合羽の前を開けてベストからフロータントを取り出してフライを再生ぢたら 右岸側の流れ込みに続く浅い開きにフライを投じると
１投目で”ピシャ”と反応 サッと合わせたら小さな可愛い奴がヒットした！ 今度こそカワムツか？そう思ったけど空中に抜いたその柄を見てアメゴちゃんだと分った
可愛いどころでは無い！極小だ！！ 結構興奮しながらも上手い具合にネットで受けて流れに浸すと 目測７ｃｍ 激カワアメゴちゃん
ネットの目はGOSOGOSOさんにお願いして細かい目で編んでもらって有るけど～大丈夫そう 鈎も良い感じで口に掛かってるから大丈夫だろうと落ち着いて写真撮影の準備
カメラを右手に持ち クシャッと見苦しいラインを左手で片付け ランディングネットを広げた瞬間 ピシャっと水を叩いてアメゴちゃんが逃げて行った
103BLは勝手に外れ 通れないと思ってた網目を掻い潜って！
あ～記録的に小さかったのにな～
そう思いながら 件のポイントにフライを投じて見たら 更に２度反応が有った！ そして３度めの反応で又もやちびっ子ゲット
今度も空中を舞ってもらってエアーでキャッチした その子はさっきよりも幾分大きく９cm
きっとこのポイントにはちびっ子アメゴちゃんのスクールが有って群れている様ですね
もしかしたら一昨年山本氏と放流した発目卵の子孫かもしれません
左でちびっ子 右でヒレ丸
この辺りの今年の雨は 短時間でザッとは降るけど 何日も降り続ける事は無いので水は少ない
そこにてアウトドアブーム？も有ってか釣り人も少し増えた様なで 足跡は多い
それでも時折フライに飛びついてロッドを曲げてくれる アメゴちゃん カワムツ君 アブラハヤ君 に感謝です
良い川です
11時半 東屋に戻って早飯を食ったら 一旦下流へハスラーで移動
途中 朝の車はまだあったのでその少し下に駐車し 更に少し下流に歩いて入渓してみた
入って三つ目のポイント ヒラキの左岸側にそれっぽい揺れる影を見つめたので投げようとしたら後方に有った蜘蛛の巣を釣ってしまったのでキャストせず
少しイラっとしながらラインをお掃除したら前を向き プレゼンし直して見たけど既に影は居なくて・・・
あ～気付かれたんだろうな～ そうは思ったけど念の為 白泡の切れ目から流心を流すべく小さい目のヘアカディスを投じる
良い感じで流れるフライだったがココゾと思う駆け上がりまで来ても何の変化も無かった が ピックアップを何処でしようかと思ってたら
上流から下流のフライに向かって影が走り寄り水面を割った！
喰った？食ってない？ 半信半疑でロッドを合わせたら一応乗った感じは有ったが 結構近い所でのヒットに追い合わせを入れられない程の弛んだラインだったけど
幸運な事にターゲットはヒット後にダッシュで上流に向かってくれたのでラインがピンと張って 幸せタイムの始まりです
インファンテ 7’6”4＃ 6ｐ 表記は4番指定だけど僕は3番を乗せてやってて
その竿が良い感じに曲がり 水中に突っ込んだティペットの先には元気なアメゴちゃんが走り回る
さっきまでイラっとしていた事なんかすっかり忘れて 笑顔満開になりながらラインを手繰りながら流れの中に侵入し グイーっと寄せたらランディング
とと 逃げられたのでもう一回 2度目のランディングでバッチリ決めて 別嬪さんとの出逢いが果たせました
良いね～
この区間も足跡は有るけど 釣れ釣れ区間なのか？ 蜘蛛の巣は結構ハードに張り巡らされて居るし
と期待して進む事 小一時間 そんなに甘く無くて渋いまま 真新しい足跡エリアに来たので移動します
この区間んでランディングネット（リバーピーク）を拾いました 持ち主の方が持ちカエルのを願います
ラストに橋の袂から入って見ました
所々で２０ｃｍ位の影が走るのが見えたので 最初は放流アメゴちゃんかと思ったのですが 鮎でした、なかなか良型です
そしてアメゴちゃんも居てくれます 反応は相変わらずですし 蜘蛛の巣も足跡も言わずもがなですがね
チャラ瀬に居ました～
淡々と進んで行ったら 沈み石の頭でライズする影を発見し慌てて息を殺してみました
気付かれてもおかしくない距離 約６ｍ先でしたがセーフな感じでまだそこに揺れています
多分放流君みたいですが真剣に狙ってみるため ティペットをチェック フライは少し前からソラックスダンにしていましたので一応ウイングにだけフロータントを付けて
ゆっくりした動作でターゲットを驚かせない様に気を付けてフォルスキャスト１回その次シュート
サイドキャストでカーブを掛けてのプレゼンは風に乗って思ったより上流に着水したのですが、どうやらターゲットは腹ペコ君だったみたいで
フライが流れ下って来るのを待つでは無く スーッと上流側に寄って行って ”パクリ” と水面を凹ませました
ロッドに重みが乗って撓ります そしてそれに驚いたターゲットは水中を走るのですが やっぱり何だか引きが放流君っぽい気がします
30秒ほど楽しませてもらってネットで掬ってみたら 柄は綺麗だし胸鰭も綺麗なんだけど尾鰭が結構丸っこいので やっぱり放流君でしょうね
サイトでイージー 腹ペコ君
今日は思わぬターゲットも釣り上げました
水面にプレゼンしたつもりのフライが流れて来ないのでちょっと引っ張ったらどうも岸縁で何かに絡んだみたいでしたので回収に向かうと
オニヤンマです！
ここ10年ほどは釣れた記憶が無いのですが 昔はフォルストキャストでなんか変だな～っと思ったら釣れてた何てのが有りましたね
フライを掴んだ手足にティペットが絡んでたので 老眼鏡を掛けティペットを切断てオニヤンマ君をリリースしましたよ
ヤンマでやんす
１５時前 今日も色んな事が有ったな～っと思いながら竿を仕舞いました
本日の釣果 ： アメゴちゃん ９匹
