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2022年9月24・25日(土・日) 曇り 気温17-22度 水温?度

シーズン最終の日曜日は 恒例の”岩魚の産卵床整備”のお手伝いをするべく石徹白川に
金曜日に雨が降った様なので もしかしたらドドーンと楽しめるかと思って土曜日の朝早くに峠川にやって来た

いつもの駐車場に来たら 何人かの集まりが見え その中に安田龍司さん(サクラマスレストレーション)が見えたので朝の挨拶をしに行った
集まりはシマノさんの関係らしく 釣りに行く様でも無く打合せ的雑談が続いていたので
「じゃ僕は釣りに行って来ますんで」と言ってそこを離れた

券を買って 流れを見ながら徐々に下流へ向かい 本流との合流の上に入ることにした
入渓し易そうな200m程上流から流れに降りて左岸側を歩き ヘアカディスで釣り下って合流を目指した
やや増水の流れから2度ほどアタックが合ってたけど乗らなかったので 速い流れに岩魚ちゃんが上手く乗れないのか チビッ子なのかな?と思ってたら
小場所を流したヘアカディス#13が”シュポ”っと消えた 今度はロッドが撓った
”よし来た!”そう思ってターゲットと対峙してみると 走り方が何となく岩魚っぽく無く左右に走る感じだったけど
左程スピードは無かったし寄せてくると割と良いサイズの黒っぽい岩魚かと思ったけど ネットで掬ったらアマゴちゃん
峠川で初アマゴ! 何だかちょっと得した気がした



ヘアカディスで良型アマゴ♪

一旦合流まで下って 本流側を釣り上がろうかと思ったけど 増水の流れを釣り上がるのは難しそうだったので もう 峠川を釣り上がる
合流付近で1度当たったけど 乗せられなかったのが不調の始まりで そこから1時間以上反応を得られない・・・
ようやくチビッ子反応が出だしたけどフライが大きすぎるみたいだったので 岸辺でフライ交換をしていたら
ちょっと前に停まった車から釣り人が降りて来て 僕の100m程上手に入った
気分が悪いけど C&R区間だからしょうがないか~ と思いながら結び変えたヘアカディス#17を投じながら釣り上がって行くが 先ほどの釣り人は竿を出さない?
その人の近くまで行ったとき 川から上がるつもりでフライをロッドに掛けてから声を掛けたら 予想外に紳士で
『何処から入られましたか?』と聞かれたので 『合流の所から釣り上がって来ましたよ』 と答えたら
『僕もそこまで下ってから竿を出して見ますね』と言って下って行きました
予想外の対応に驚きながら『水が多いので気を付けて~』とエールを送ったら スネークガイドからフライを外してロッドを振って上へ
お昼前に 何とかチビッ子アマゴが1匹釣れたので一旦上がり広場に戻ってカップ麺をすすりました

食後 広場の橋の上から流れを見たのですが渓魚の姿は見えません
ハスラーに乗って 何処に入ろうかと流れを見ながら下って行きますが
良さそうな所には車が停まっていましたので結局朝と同じ入渓点に駐車し 午後になったので本流も少しは流れが落ち着いたかも知れないと行って見ました

水量は若干は減ったかな?
朝 乗せられなかったポイントにチャレンジしてみましたが反応は有りません、岩魚でなくやっぱりアマゴだったのでしょうか?
増水の中から 大物がドカンと出ないかと 頑張って釣り上がっては見たものの 無反応で2時間程経過したので諦めて峠川に戻って
昼前の続きを少々やってみたら どうにかこうにかアマゴちゃん(小)が釣れてくれたので 一安心で川から上がり竿を仕舞いました



厳しかった~

今宵はJFFの友達も来て キャンプ風晩餐で車中泊予定なので 広場に戻って明るい内に多少はセッティングしようと戻ったら
やはり何人かの友達が来てて ”こんにちは~ご無沙汰しています~” 何て言ってたら 橋の上から流れを見てた人たちが 『居るいる~デカイよ~』なんて言うので
覗きに行ったら ”マジ!尺クラスが2匹 そしてその他も数匹” 朝や昼には見えなかった影が居るじゃないですか!
見てしまったものはしょうがない、畳んだロッドを繋いでタックルをセットして橋の上に戻ったら幸いにも釣り人はまだ来ていなかったので 少し下流に向かって流れに降りた

そーっと近づき 葦を避け橋直下の緩い所に居た奴を狙ってヘアカディス#15プレゼンするが 反応はない・・・
少し近づくと底の方に影は居たので ヘアカディスの下に小さなニンフを結んで再度やって見るが・・・ やはり色んな人に狙われてるハイレベルな渓魚の様だ
その近辺を広範囲にやって見るが チビッ子すら反応してくれないので上流のもう一匹を狙いにポジションを変えてロッドを振る
橋の上から見る限りでは 2つの流れ込みが結構複雑に混じるポイントで上下左右に動いていた こいつの方が食い気が有るようだったので
もしかしたら釣れたりして~とメインの流れに投じたフライ マーカー代わりにもなっているヘアカディスが良い所に着た瞬間 水中で奴がギラっと動いた!
が しかしヘアカディスは何の当たりも無く流下して・・・
影はまだ居て 左右に動いているので 何度かチャレンジしてみたけど その後はギラっとした動きも無くその内に何処かに消えて行ってしまった

一つ上のプールで竿を振っていた nakajima&tutakaコンビの所まで行って 釣れなかった報告をしたら
彼らはプールでライズするチビッ子は釣れたよ~と笑顔でした



釣れてるコンビ

何とか峠川の岩魚を手にしたいと言う思いを消せなかったので そのまま(ニンフは外した)釣り上がって行って空振り1回の後
大石の頭の小さなスポットにヘアカディスを投じてみると ほぼ流れないままの数秒の後 ”ポコ!”っと何かが喰った
”乗って!”の願いが通じたみたいでペコっとロッドが撓ったので急ぎラインを手繰ったらポンと抜いて空中にぶら下げた
左手でネットを背中から取って流れにサッとくぐらせたら 右手のロッドを下げて 無事ネットイン
念願かなって 峠川の岩魚ちゃんを手にする事が叶いました



やったぜ!

川から上がって暫くすると 三々五々 仲間たちが集まって来て プチキャンプの始まりです
乾き物とアルコール コンビニオニギリとカップ麺しか持って来ていない僕に 色々とお恵みをしてくれる釣り友に感謝
特に 安田さんから頂いた美味しいお酒と 酒井さんのカレーが絶品
ごちそうさまでした♪



美味しいお酒 & 和田さん監修 酒井さん絶品カレー

良い心持ちになって 知らず知らずのうちに車中の寝袋に入ってぐっすり眠っていました

本日の釣果 : アマゴちゃん 3匹  岩魚ちゃん 1匹



日曜日の朝 割とのんびり起きてみんなで朝食を食べた後 大堰堤の近くの駐車場へ
沢山の有志の方々 大人も子供も集まって チョイとお話や紙芝居で勉強したら二手に分かれて本番の ”岩魚の産卵床整備” に向かいます



いつもの紙芝居

JFFメンバーは他の大人と一緒に大堰堤脇の産卵床を整備します(流れを渡れる大人だけ)
この荷物運びが結構大変なんですが 今回は砂利運搬が少量で済んだのでまだましでした



やりますよ~

先ずは 作業で泥水が出る前にガサガサで整備区間に居る生き物を捕獲して本流に逃がす 一番楽しい作業なのですが
この脇の流れに水を取り込むホース(大堰堤の上から)が詰まってて水の供給が少なかったみたいで 前回や前々回とは違って魚影は薄く ”獲れた~”って歓声はなかなか上がらなかったのですが
後半になって ようやく 岩魚ちゃんに出逢う事が出来て嬉しかったです



5匹 ゲット!

泥掻き作業を開始したものの ホースの詰まりは完全には解消できなかったのでウオータージェットのパワーは微妙に弱く
思ったようには作業が進みません
そのせいも有ってなのか 元々の計画通りなのか 産卵床整備は前年の半分も行かない程度で終了となりました
肉体的には楽で良かったですが 若干不完全燃焼な気もしましたね



こんな~感じ~

流れが綺麗に整備されると 何処に隠れていたのかチビッ子岩魚ちゃんが1匹流れに現れ
少々汗をかいたオジサンたちを癒してくれました

何日か何週間かしたら 大きな岩魚のペア―がここにきて産卵してくれることを信じて片付け撤収しました

そして広場に戻ったら 漁協の皆さんの振る舞いを頂いてのランチで歓談
楽しかったです また宜しく~






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