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2023年6月8~11日(木~日) 夢の北海道釣行

【初日 12-21℃】
数年に一度の割合で来ていた北海道だが 今年は去年に続けてfujita夫との釣行だ
当日朝起きて支度をしていたら ”さわやか自然百景” 北海道の生き物たちでテンション爆上がり
fujita夫を拾って セントレアまでハスラーで走り ピーチびゆーんと新千歳 10時20分には北の大地に上陸した

そこからレンタカーで一路阿寒にひた走り 15時半には釣り券を買って阿寒川へ



期待に胸を膨らませて

過去に良い思いをした橋の辺りを目指して走ったけど そこの所で道路工事をしていた関係か釣り人かは分からないが駐車スペースに2台の車が有ったので
去年は行った下手に向かったがそこにも車が・・・
上手に戻って 支流に掛かる橋の所には誰も居なかったので そこから入って見た
支流は釣り禁止らしかったので本流まで下って 僕は釣り上がり fujita夫は釣り下りで 先ずはC&Rチャレンジ

寒いけど良い感じの水量なので何とかなるかと思いながら ヘアカディス#11を投じて行くと 流れに付き出した枝の下でライズを見た
これは頂きだと思い そーっとポジションを変えサイドキャストでカーブを掛けてプレゼン
良い所に着水し良い感じに流れるフライ それに気が付いた影がフワっと動いたが水面を割ることなく戻って行った
あれ?喰わない? 2投してみたが今度は影は見えない・・・逃げたかも知れないけど まだ居るかも知れないので フライを#15のガガンボ的フライにしてもう3投
やっぱり出ないから まあ良いかと思って釣り上がって行く
そのポイントの横を通り過ぎてから もう一回見て見ると 影は有るし少しゆらゆらしている
よーしウエットで決めてやるべ~とフライを結び変えてたら
何てこった!下手からザブザブと音を立ててエゾシカがやって来るでは無いか・・・そして僕の狙っているポイントの向こう側を遠慮なく歩いて上流に消えて行った~~~
流れの中の影は又見えなくなったけど 一応やって見たけど やっぱりですね・・・
そこから半時間ほど釣り上がって行くと 釣り禁止ホテル区間にぶち当たったので 陸に上がって上流側に巻いて行ったけど
そこには3人ほどの釣り人が並んで釣っていたので 今来た所を戻ってfujita夫の居る下流まで行った

彼にどう?って聞いたら 「3匹くらい釣れた、溜まってる所には何匹か固まってる。」って言うので やる~っと行って下流に釣り下って行ったけど
僕には釣れなかった

18時前に上がって 今夜の宿 ”両国”へ
一っ風呂浴びてから の晩餐 此処に決めたのはエゾシカの焼肉が有名みたいだったからだ
席に座り お勧めのメニューを頼み サッポロクラッシックで乾杯
いっぱい食べて 幸せな気分で床についた



今年も来ました 阿寒川~

【2日目 11-15℃】
今日は渡船で阿寒湖大島チャレンジ
聞いた所では 情況は宜しくないと行ってたけど 僕たちに明日は無い 今日やるしかないのである

渡船で大島に渡ったのは 僕たちの他にもう一人、この人は年に何度か来ている様だったので少々情報を教えてもらったのでちょっと釣れる気がしてきた
船から降りて 反時計回りに暫く歩いて行くと 先の湾でボイルが2度3度と見えた
期待に胸を膨らませ そっちに向かって行ったが その湾は風の諸に当たる所で 強い風に逆らってキャストを試みるが ボイルまでは全然届かない
昨年ティムコさんのスイッチロッドスクールで教えて貰ったことが染みついていないので 今日は全然ダメですね
でもボイルが有るって事は 水面を見ているんだろうから昨年良かったモンカゲロウフローティングニンフを結んで暫く頑張って見た
キャストが届く所までそーっとボイルしていた所に近づいてやって見たが やっぱりボイルは消えて無くなった

もう少し投げやすい所まで移動し 暫くやって見ていると fujita夫がやった! ロッドが弓なりだ~
昨年は「ボ」だったアメマス君を2年越しに仕留め 大いに喜んでいる
聞くと「ストリーマーを引っ張って釣った」との事だったので 僕も真似してみる事にしたが すぐに飽きた
折角フローティングワカサギを巻いて来たので それも試しに投げていると fujita夫がまたもや竿を曲げ大きなアメマスをヒット そして キャッチ
羨まし過ぎる~

 暫くすると 船が来て新たに二人のフライマンが来て僕とfujita夫の間に入った

左程遠投もせず 静かにゆっくりキャストをしている 沈めてはいなさそうだと思ってたら 直ぐに竿が曲がった!
そして暫くすると また!!
fujita夫が 彼らに何やら聞いのを後で教えてもらったら
「割と近くにブレイクが有ってそこをアメマスが回って来る、しかもそいつらは半沈みのワカサギパターンが好き。 それとストリーマーとかを大袈裟にやると魚が逃げちゃいます」
との事らしかった
その二人が一時間ほどの内に4匹程釣ったら どうぞやって下さいとばかり移動して行ったので そこでやって見たけど~僕もフローティングワカサギだけど~
一度かすっただけでした・・・
そして移動していった二人は 別の場所でも竿を曲げてたそうです、多分時合も知っている様で適当な時間になったら船が迎えに来て何処かに行ってしまいました
エキスパートって凄いですね

お昼が近くなって来るに連れ 風は強く 時々時雨て寒い状況
そして僕は何だか胃が痛くなって来て釣りだけでは無く 体調も不良 お昼に買ってきた食料も余り食べれなくて更に寒く感じてきた
けど折角ここまで来たのに 何とか1匹釣りたい けど阿寒でアカン~~~

今夜の宿 士別グランドホテルまで450km4時間半は掛かる計算なので 2時過ぎに船で迎えに来てもらって 退散しました

岸に上がってたらまず最初にレンタカーのエンジンを掛けてヒーターを入れる 変身を解いて熱い缶コーヒーを買って飲みつつハンドルを握って行きます
暖房を掛けてはいますが 悪寒は収まらず エナジーゼリーやアリナミン錠剤を口にしたりしながら300km程走りましたが 限界が・・・
fujita夫に運転交代をお願いして 助手席で休みます

宿に付いて お風呂で温まったら少し復活した気がしましたが 晩飯の食堂に行ったら再び調子が悪くなって トイレに走りました
多分 昨日のエゾシカ焼肉 大将が「あんまり焼くと美味しくないよ。」って言ったのでササっと炙ってバクバク喰ったのが悪かったんだよね
口に指を突っ込んで 強制リバースしたら少し楽になった
楽になったので行けるかなと思った晩飯は ビール一口と暖かい饂飩を4すすり位でギブアップ その後はポカリ的な物を飲んで就寝 残念な一日でした



fujita夫の勇姿

【三日目 12-20℃】
開けて三日目 今朝は胃薬を飲む事からスタートしてから釣り具の確認
今日は人生初 ガイドさんに付いてもらっての釣りです リバーフリーク高丸さんのスタッフ尾藤さんが案内してくれます
7時前にホテル駐車場でピックアップして貰って ワーッと走って川へ
彼が狙ってた橋の袂に運良駐車できたので 一安心して変身し 川へ降りたら下流側100m位の所に釣り人が・・・
だけどガイドさんは動じず 「すいませーん ここからやらせて貰います~」 って声を掛けて 淡々と進んで行きますので 僕らも付いて行きます

ガイドさんのお勧め今なら此処が釣れると言う流れは 北海道らしさの余り無い ショボくて濁った川 しかも小雨で寒い
(今年は渇水で水が少なかった所に先日の雨で少し濁っていますとの事)
微妙な気持は押し殺し 彼を信じてデッカイドライフライを流れに投じて行くと 小さいながらも元気な虹鱒君が早々に釣れた
OH! HOKKAIDOU first Fish (゜))<<
チョット涙目になりながら 「居ましたね~小さいけど元気な虹ちゃんが」 とガイドさんにお礼を言った
でその後 可愛いヤマメもササっとゲットし 良い流れで今日はスタートしたんですが
何となく怪しいと思った流木の影 この下に何かが居る筈だとプレゼンする事 数投目
流木から10cm位の所にポチョンと落ちたフライが2秒ほど浮いていたら ”ガバッ!”と来た
ロッドを立てて合わせたら 大物っぽい重みが乗ったので”よっしゃ来た!”っと思った次の瞬間反転して木の下に潜ろうとするのが見て取れたので
それを阻止すべく強めのテンションを掛けた瞬間 10番のフライと4Xのティペットの結び目で切れてしまうという失態 あ~残念



三日目にして ようやく (゜))<<

代わりばんこで竿を出し釣り上がって行くと fujita夫にも ワイルドなレインボウが釣れて良い感じ
そうなるとショボいと思っていた流れも満更ではない様に感じて来ます



ガイド尾藤 & fujita夫 & 虹ちゃん

その後 僕もそれなりの虹ちゃんを手にしますが 今日も絶好調 覚醒したfujita夫には及びません
そんな焦りが呼んだのか ウーちゃんも釣れて あんまり嬉しくない 3目釣り達成です
何とかサイズアップをと頑張って見ましたが 徐々に川幅が狭くなり お昼前に退渓点  一旦上がって 移動です



余り良くない情況だったけど 確実に釣らせて貰いました

コンビニでオニギリを買って走りながら食べて 北上する事2時間以上 
次なる目的の川は 朝よりも大きな流れだったけど 狙ったポイントには車 次のポイントにも車 第三ポイントは何とか空いて居たのでそこでやって見る
ロッドを 朝のNorthCountryAngler GREENN THUMB SPECIAL 8’0”#4/5 から Scott S3 9’0”#6 に変えて 北海道に来て良かった~って言える1匹を狙います
人気河川らしく 足跡が沢山残る中 ロッドを振って行きますと 遠くにライズ 遠くにジャンプ 届かない事を知っててやってるみたいです
1時間ほどやってノーフィッシュで移動 次のポイントに入るや否やウエットでfujita夫がガツンとレインボウをゲットしテンションが上がりましたが その一匹だけでまた移動
午後一に狙ってたポイントが空いたので 夕方の最終を期待してやって見ます
目立ったハッチは見当たりませんでしたが 届く範囲でのライズも有りますので 最後の望みは繋がると信じてビッグなドライを投げて行きますが
フィッシングプレッシャーは高く ライズの有った所でも モワッとは来るのですが直前で見切って行く様で水面は弾けず
何度かフライを変えたりしますが 釣れるのはウーちゃんだけ・・・
そんな中 #10の黒いマシュマロフライにガバッと来たのでグイと合わせるとロッドがギューんと撓りました
重い今日一に間違いないと思ったら ジャンプしてその姿見せてくれました 推定40cm強 諦めずにロッドを振り続けた甲斐が有った
そう思って数秒後 又ジャンプしたかと思ったらロッドが後方に・・・フライが外れて力なく宙を舞い残念ながらフックオフ
その後小一時間粘ってみましたが幸運は舞い降りて来ませんでした



今日もfujita夫デイでした

【最終日 13-23℃】
今日はお昼まで 気楽に宿から近い名寄川に竿を出して見ます
何処が良いかな~とスマホで調べ進んで行くと 釣り人が1人居たのでちょっぴり期待して その数百メートルほど上流の堰の所からやってみます
僕はドライフライで上流 fujita夫はウエットで下流に
NorthCountryAngler#4/5に最初はデッカイドライフライを結んで進んで行ったのですが 時折有るライズに そして時折フライに出るのですが乗りません
正体を確かめるべく 持っていたフライの中で一番小さなソラックスダンの#15を結んでやって見ると チビッ子ヤマメでした
過度な期待は捨てて 悠々と流れる北海道の流れで のんびりとチビヤマメと2時間ほど戯れる事が出来たので 土手に上がって元来た堰に戻ります
するとfujita夫も戻って来てて 竿を振っています しかも結構真剣に
聞けば 戻って来た時ライズが有って結構デカイ魚を見たとの事 もしかしたら桜鱒かも知れないけど虹かも知れないので狙ってみたけど
釣れなかったそうです




名寄川にて

お昼は やまと屋さんで 幌加内そばを美味しく頂き
一路新千歳に走り 空港内のどんぶり茶屋で 海鮮丼を頂き
あ~北海道イベントも無事終了 後は帰るだけ~っと登場ロビーに坐ってあと15分位で乗り込みだと思ってたら
突然 ”グラグラ~グラ~”っと強い揺れが数秒 そしてスマホからはアラートが! 新千歳震度5弱!! 思ってもいない事態が発生し これ今日は帰れないかも?
と思ったが 安全点検で20分程遅れたけど 無事搭乗できて帰路につけました



北海道は美味い物大国 油断すると当たるけど

て事で 北の大地釣行2023 僕はショボかったけど無事修了しました







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