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2023年7月30日(日)晴れ 気温23-35度 水温?

2日前に良い雨が降って今日はドピーカン予報の木曽に fujita夫と向かった
国道から川沿いの道に曲がると 水量は抜群だったので ”今日は最高の岩魚日和かも?” なんて言いながら第一目的地の車止めを目指した
すると9時過ぎだと言うのに奇跡的に誰一人居ない駐車スペースが僕たちを待っていてくれた
”おー何ってこったい 今日は尺3本だな~”なんて軽口を叩きながらウエットザブザブスタイルに変身し
入渓点を目指し20分ほど林道を歩いて ガレ場を下った流れ脇の砂地には 一つとして足跡が無かった
って事は2日前の雨以降誰も入っていない って事は尺有るかも!!!
と妄想を膨らませながら竿を振って行くと 妄想程ではないけれど良い感じに岩魚ちゃんが釣れてくれる



快晴の中 おっさんウエットウエーダーマンが行きます

少し気分転換も兼ねて11時20分ごろに オニギリを食べて小休止
その後の情況は劇的に変わる事は無かったけど 飽きない程度には釣れて行く

良いい感じのまま大場所の長いプールや最初の堰堤を fujita夫にやって貰いますが 何故か大場所での反応は無く
首を傾げながら交代してもらい 念の為堰堤下のプールに黒ヘアカディス#13を浮かべて見ますが やはり反応は無かったのですが
右岸際 堰堤からの越流水が途切れる境目から左に1m 下流に1.5m 
ソフトな白泡に続いて緩い流れがゴロゴロ石の隙間に消えて行く深くても40cm位の小場所にヘアカディスを投じ
ユラユラと下って行く事3回 期待通りに事は運ばなかったので ゴロゴロ石の隙間一辺30cm位の三角の所が気になったので
その狭いスポットにフライを投げ込み待つこと5秒 小さな波紋と同時にでフライが消えた
一呼吸置いてグイと合わせたら ズッシリと重い! 反射的に2歩ダッシュして竿先を上流に伸ばしてラインを手繰った
と次の瞬間 穴から出てきたのは確実に尺を超える岩魚 そいつは猛然と白泡に突っ込み更には巨石と堰堤の隙間を通って右の深みを目指そうとする
そっちに行かれたら9割以上の確率で逃げられると思い それよりはティペットを信じて強引に止める方が確率は高い
そう思ってロッドを思いっきり立ててラインを引く
6’9”の小竹竹竿3番が思いっきり撓る グリップエンドで押さえてるのはティペットのバット部 後方からはfujita夫の声援
大岩魚が疲れるのを待っているより強引に掬う方が得策だと感じたので一歩前に出て流れに入る
魚までの距離は1m 竿自体は後方向けて有るけど竿先僕の頭の横で出ている6Xのティペットも一尋無い程度
勝負とばかりにラインを手繰って下がった分のロッド再度起こしつつ ランディングネットを差し込むも 奴も必死で枠の外を通過
アカン!っと思ったけど ブレイクせず竿を絞ったまま奴は再び白泡を目指してくれたので助かった
呼吸を整え 2度目のランディングでは無事ランディング
やり取りの途中から見えない聞こえなかった周囲が 次の瞬間元に戻って fujita夫の祝福の声も聞こえた



隅っこ暮らしの 多分尺一寸

穴から出てきた岩魚なのでダークな感じかと思ったら ピチピチ美肌で まだまで大きく育ちそうな別嬪さんでした
何枚も写真を撮ったら いつもの様に感謝のチューをして”僕以外に釣られるなよ~”と言いながらリリースしました

堰堤を超えた次の流れ
余り長くない区間ですがその後半部 流れ込みから最終のフラットな瀬までの40m程は結構 尺岩魚の実績が有るんです
再入渓からに3匹ほどの岩魚ちゃんと戯れ 件のポイントに
下手から 平瀬~緩い目の駆け上がり~大岩横の深い流心~その左岸側~一つ目の巻き返し~流れ込み fujita夫がフライを打って行くのですが
何故だか反応が有りません
最後の巻き返しに期待を込めて ギリギリ近づける膝上まで流れに立って
先ずは大本命巻きの終わりを狙いますが・・・
次は流れが分岐し巻きの始まり辺りを狙いますが ここも・・・
最後 真横にキャストし浅い所から巻きの流れが巨石に当って行く流れに乗せて行くと ようやく居てくれた見たいで彼がグイと竿を煽りました
最初は魚が居てくれて良かった程度に見たのですが 何か引きが強く小竹竹竿がグワ―っと撓っています
これはもしかしてと事の次第を1分近く『デカイよ~尺有るよ~』とヤジを飛ばしつつ見守って
ネットに収まった岩魚ちゃんは キッチリ尺上岩魚でした(計測したけど正確には覚えれいません なのでこれも尺1寸て事で)



居ました 居ました~

その上 二つ目の堰堤下も良い感じのポイントで良い感じの反応も有ったのですが ヤラカシてしまって・・・
今日の大場所は気が合いません 足跡の無い貸し切りの渓なのに・・・

もう一個堰堤を超えて暫く歩いた橋の上
ここも区間は長くない しかも実はあんまり入らない流れ何ですが
時計は14時前 良いのも釣れて釣欲が薄れて来たのも有ってここで良いかって感じで入渓してみました

入って直ぐに釣れ 又釣れて あれ?良い感じだね~と言いながら進んで行くと
白泡の流れが右から左に巨石沿いに割りに早く流れている駆け上がりから一投目で魚信が有って合わせると
ガツンと乗ってグイグイロッドを絞って行く奴がヒット
尺一寸の引きに比べたら何てこと無かったので気軽に寄せてササっとランディングしたら アレアレ? 有るんじゃないって測って見たら有りました
ジャスト尺
ナハハハ~上段で言ってた”今日は尺3本”が現実になっちゃいました~
こんな日も有るんだね~と言いながら もう2匹ほど岩魚ちゃんと戯れたらもう満腹です
14時半 竿を仕舞いました



ノルマ達成 3本目の尺岩魚カ

追伸
貧乏な僕は 少し前に踏んで切れたフライラインを使って 今日 尺岩魚を2本釣る事が出来ました



(^-^)v



本日の釣果 二人で尺上岩魚3本 と 7~9寸10匹強



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