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2024年2月11日(日)雪のち曇り 気温2-9度 水温-1度

fujita夫から 釣りのお誘いが来たので 日曜日なら行けるよ~と受諾
”何処へ行く?”って連絡したら ”天川 長良川 寒狭川”って返信が来た
はは~ん と思いながら ”2月と言えば岐阜でシラメですかね? それとも安定の天川?”って送ったら
”2ヶ月以上釣りしていないので釣れる方 天川へいきましょう”と予想通りのリアクションでした

日曜日 頑張って朝の6時に我が家に集合し 2月に竿を振るなんて何年ぶりだろうと思いながら ハスラーを走らせ一路天川へ
全く雪の無い道中 「今年も渇水で幕が開けて 夏は激暑なんだろうな~」 と言いながら2時間半
道の駅”黒滝”に寄って トイレで用を足したら 絶妙な味付けと暖かさのピリ辛コンニャクを頂いた

更に走って漁協で券を買うと ⑫番⑬番 3連休の最終だからこんなもんだろうね
「そうそう昨日の釣果をスマホで見たんだんだけど テンカラさん30匹オーバーだってよ!」って言ったら「ウソ!そんなに釣れなくても良いよ 2ヶ月ぶりに竿が曲がれば!」
と笑いながら 注射ポイントのトンネル奥に向かっていくと 少し降っていた雨が徐々に白くなって雪になった
少し風情が出たね~なんて余裕で話していたんだけど~



天川村の朝

新品のネオプレンウエーダーを履いたfujita夫 と 新しタレックスに 使っていなかったレビューRX2#4と右巻きに組み直したアンペックスSK-Ⅱを携えた僕
この先の苦戦など全く予想せずに気楽に竿を降り始め 僕に至っては デッカイマシュマロドライでスタートした

最初に入ったポイント 下手に入ったfujita夫はエッグで反応を得たみたいだったが ドライの僕には反応が無い
朝早いからだろうな~ イッチョ僕も沈めてやって見ようとシステム変更したけど・・・ 反応すらしてくれない
後追いで離れた所に居る相棒は どうやら竿を曲げたみたいだったが 僕は全然だめで 気が付けば昼

上がって 二人でカレーヌードルを食べながら
”朝の雪が悪かったのかも~竿が曲がってる人誰も見なかったよ! もしかしたら岐阜の方が良かったかも~?”
なんて言いながら 少しリフレッシュした

食後 魚影は薄そうだけど人も少なそうな下手に向かった
道を歩きながら流れを見て予想通りすぎて少々不安になったけど やってみる
もしかしてあんまり叩かれてないなら 隅っこにボーっとしてる奴が居るかもと思って 懲りずにドライフライを結んで半時間やってみるが全然ダメ
ニンフを結んでやり始めたらフライが着水したと同時に モコっと水面を盛り上げる奴が居た! 今日初めての反応だったが 乗らず



午後の天川 朝の雪は全て解けた

その後も反応なく 午後2時前
大岩の上を進んだら 遠い瀬の中を2つの黒い影が動くのが見えた
僕の姿を見て上流に逃げた様に思ったけど 今日流れの中で影を見たのは初めてだったのでもしかしてと思ってろっどを振る
マーカーの下70vmにオリーブ色のゾンカー その下30cmで黒いプリンス
結構重いフライの2段重ねだが RX-2を振ってまあまあな感じで遠くに投げられた
さっき黒い影が上って行った辺りに着水したフライ マーカーを見ながら流して行くとニンフが底に当っている様なマーカーの動きは有るが・・・
4投目位だったろうか マーカーが明らかにさっきまでと違う動きをしたので ”お願い”って合わせて見たら乗った!
竿を降り始めてから 4時間半 遂にロッドが曲がった~
大きくは無さそうだが元気に流れの中を走り回る奴をグイグイと寄せて数メートルまで寄せた

僕の立ってる岩盤は水面から1m程の高さでほぼ切り立って直立
大きくは無いとは言ったけど 6Xのティペットでは抜けるか?無理っぽいのでラインを元気に抵抗する奴はバッチリフッキングだと信じて
右手のロッドは立て気味にして 視線は足元 左手で岩の突起を掴んで流れに
賢い虹鱒君は丁度いい位のラインテンションを保って抗ってくれたのでロッドは曲がったままだ
そこから数回ラインを手繰ったら ネットを流れに差し込み 一発でランディング
ようやく虹鱒君を手中に納める事が叶った



やっとこさ釣れた~

今日はこの子しか居ないかも知れないと思って 結構な枚数の写真を取ってたら
道の上からfujita夫が見ていてくれて Gooサイン
それに答えて リリースして もう一回同じ流れにフライを投じたら なんと1発で出た!
1匹釣るまでに4時間半だったのに 2匹目はその次の1投目! 小さかったけどなんだ何だ~って感じでした

もしかして 時合が来た? もしかして ここの流れ込みとかでも釣れちゃう?
なんて思ったけどそんなに甘く無かった
そこから100mも行かない内にルアーの人が釣り下って来たので 林道に上がった
ハスラーの近所でfujita夫をチラッと探したけど見当たらない
トンネル直ぐのポイントを除いてみたけど 誰も居ない
しょうがないな~とそのポイントに下りてやって見ると 1投目でマーカーに出て苦笑したけど やっぱり時合が来ていたみたいで
14時14分 3匹目が釣れ
14時25分 4匹目 重い! シャキッとしたRX-2が結構曲がってる ティペットは6X 一応はチェックしてるけど4匹目
慎重にやり取りを2分位はやっただろうか 徐々に寄せて来て頃合いを見て弛んだラインをSK-Ⅱに巻き取り リールファイト開始
だけどその頃ターゲットは観念してたようで ラインを引き出して行く力は残っていない様だった
遊んでてバラスと恰好悪いので グイっと寄せてランディングしようとしたが ネットまで数十センチに近づいたら必死の抵抗で避けて行く
それを3度ほど繰り返したのち 最後はネットの横をすり抜けて上流側に逃げようとするターゲットを尻尾側から掬い上げた



今日1番 受け口のデカ蓬莱君

いや~もう満足 これで上がっても良いわと思って写真を撮ってリリースすると そいつはゆっくり流れに帰って行った
ふと上流に眼をやると fujita夫が竿を振ってるのが見えたので もう少しやって見ようと結節をチェックして再々チャレンジ
すると又もやヒットし 本日5匹目 しかもその5匹全部プリンスニンフ黒をガッツリだ
この子は小さかったので ササっと撮影ササっとリリースして もう一回流れに向かった
けど 流石に釣り荒れた様で その後直ぐには反応しなかった
少し待ったらとも思ったけど 午後2時まではマジでヤバかったけど 十分満足なラストスパートを楽しめたので竿を仕舞いました



本日の釣果
fujita夫 虹鱒ちゃん 6匹
僕 虹鱒ちゃん 5匹

今日の反省会は中華 fujita嫁とも合流し久しぶりの ”廬 山” 美味しゅうございました


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